あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

大塚国際美術館へ行ってきた(淡路島方面旅行)

3月末淡路島の鳴門大橋のあたりへ旅行していました。行ってみたかった所の一つに大塚美術館があります。ここは(陶板で原寸大再現された)古今の有名西洋絵画を見られるユニークな美術館です。

 

例えばルーブル美術館に行かなくても「モナリザ」(レプリカ)が鑑賞できる場所です。

o-museum.or.jp

 

山田五郎さんの動画でもタイムリーに紹介されてましたが、初めて知ったのは「スーツ」くんの日本一周動画なので、もう少し前です。

 

車でのアクセスですが、写真のこの敷地内には駐車できません。

近くの無料駐車場に停めて、そこからシャトルバスに乗ります。シャトルの待ち時間ですが、たまたまほとんど待つ事はありませんでした。

 

駐車場もそこそこ埋まってて、案外人が多くて驚きました。春休みとは言え平日だった事や、この美術館の入場料(大人は)3,300円するので、ニッチな観光地かと思ってましたが。全然違いました。

前売りだと3,160円なので、そちらを利用しました。「前売り」と言ってもスマホでちょっとした手間をかければ直前でも購入可能です。

 

館内の撮影ですが、三脚を使わない写真撮影はOKです。

中に入ると、まずはシスティーナホールへと誘われます。米津玄師が紅白で歌った事でも有名ですが、当時は米津玄師もこの美術館の事も知らなかったので、ほとんど記憶がありません。

実はこれは一つ上の階から撮ったものです。(入り口は地下3階なので地下2階)

見上げるとこんな感じ

建物を上っていくに従い、美術史的に時代が下がっていく構成になっています。わかりやすく言うとピカソの絵を見るには最上階(2階)に行く必要があります。

 

ちなみにこのガイドブックは入り口で無条件で貰えるものでなく、館内の一角に置いてあります。必要な人は取るというシステムです。

 

じっくり見るのにはかなりの時間が必要となりますが、徳島ラーメンを食べたり鳴門の渦潮を見てと、いつも通りの詰め込み過ぎの旅行なのでここに居られたのは2時間くらいです。

この程度の時間ではじっくり見れないのは折込済みです。

と言う事で、このシスティーナホールのある地下3階(古代中世)の展示は駆け抜けて見学しました。

 

陶板画再現された名画を見るのは、あくまで複製と言う事で、ネット上の画像を見る事と似てますが、実際に見に行って良かったと思う事の一つは、絵画の大きさが分かる(原寸大で見れる)事です。

 

思った以上に大きく大きさがイメージできる写真が撮れた絵を何枚か紹介します。

 

 

この原寸スケールで鑑賞できる事で、また印象も変わってきます。

 

写真撮影と言えば、暗い部屋だと写真の露出の加減が難しい事もあります。「ゴヤの部屋」は暗い部屋にあるのでちょっと失敗しました。ゆっくり回っていれば問題ない話ですが…。急いでいたので確認できてませんでした。

 

例えレプリカだとしても、世界の名画オールスターの美しさや緻密な表現力などを味わえるので、じわじわと心に刺さります。

そして最初に触れたモナリザもちゃんとありました。

この中に入るとワンノブゼム感がもあります。

 

色々と端折りながら見学撮影しつつ、なんとかたどり着きました。「ゲルニカ」です。

複製とは言え、著作権が生きているピカソの作品を展示するのに、どれくらいお金がかかるものなんだろう、と思ったりもしてました。

 

色々と展示絵画の写真を撮ってきたのですが、実生活で「特にこれと言った推しの無いおじさん」のスマホのロック画面に最適だと言う事に気づきました。

 

後日、大塚国際美術館を紹介する動画やブログとか見ると、見た記憶の無い絵がちらほら見受けられるので、半分くらいをみたような感触です。個人的には半日くらいは必要な印象でした。

 

ちなみにその後、鳴門の渦潮を見に行ったのですが、あんまり渦っていなかったですね。

この時期の干潮はベストな時間帯の一つだと聞いてましたがそうでも無かったです。