あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

JR東日本ファイナルパス旅行 新潟編(「うみがたり」と「火焔型土器」)

3月上旬、JR東日本フリーきっぷ(JR東日本ファイナル)を使って旅行をしてました。2回めの利用です。コスパから(一番遠い)青森に行った後、ほぼ行った事の無い(と言う理由で)新潟県へ回る旅にしました。

 

agura-huma.hatenablog.com

青森から新潟への移動には特急「つがる」「いなほ’(トップ写真の車両)」を利用しました。

新潟県では上越市にある水族館の「うみがたり」十日町市にある「十日町市博物館」に行ってきました(鉄道旅行なので鉄道で行きやすい場所)

直江津駅と十日町駅は、新潟駅から距離的に離れていますが、鉄道の連絡は良い位置関係でした。「距離があって鉄道の連絡は良い」のは、フリーきっぷの使い勝手の良い、打ってつけの行き先です。地図で示すとこんなルートです。

直江津から十日町、そして越後湯沢から新幹線を使って帰ってました。

 

直江津までは、新潟から新幹線で長岡まで行き、そこから信越本線で約2時間かかりました。

上越市立水族博物館「うみがたり」は駅から歩いていけます。

www.umigatari.jp

色々旅行先を調べてみると、思いがけない地方都市に立派な水族館がある事によくあります。「水族博物館」と「水族館」とはどう違うのかは分かりませんが、以下「水族館」で通します。

 

改札を出た時点で案内があります。

3月中旬だったのですが雪は残ってませんでした。

入場券は地域クーポンを使いました。

水族館全体を撮れるような適当な撮影ポイントが見つけられなかったです。

 

普通の水槽展示だけでなく巨大水槽(うみがたり大水槽)もあって、そこからの魚群の眺めは海中にいるかのようで、圧巻でした。

 

屋外にはこんな感じのプールでの展示もあって、ヒラメ(約90センチ)がいると書いてあります。

 

言われるまで気づきませんでした。

画面中央と、もう一匹いるようにも見えるのですが、2匹目は自信がありません。

 

直江津駅に戻り今度は「ほくほく線」に乗り換えて、十日町博物館を目指します。最寄り駅の十日町駅までは約50分で到着します。

hokuhoku.co.jp

 

信越本線もそうでしたが、この「ほくほく線」に乗るのもはじめてでした。

「十日町」と言うので「町」から思ったら「十日町市」なんですね…。

200円という財布にやさしい十日町駅のコインロッカー

十日町博物館も駅から歩いて行ったんですが、駅を出るとずっと案内表示がありました。

3月の新潟県の山側の地域でどれくらいの雪が残っているのか心配もあったのですが、ごらんの通りの快晴、歩く分には雪による影響は全くありませんでした。

 

ここに来た目的は、国宝の「火焔型土器」です。

www.tokamachi-museum.jp

さすがに他の見学客はいなかったので、「豪雪地方の暮らし」の歴史の展示や

越後の歴史や「南北朝時代の新田一族の戦いの足跡」という、ご当地ならではのパネル展示がいいですね。

織物の歴史などを見学して、ようやく主目的の縄文文化展示へ向かいます。

こういうのんびりした空気も悪くないなあと思っていた矢先、急に来館客が増えました。

10人くらいの団体客(主に老人)だったのですが、団体客は来ないだろうと言う思い込みの意表をつかれて、肝心なところで思ったようなペースで見られなくなりました。

とは言っても、国宝火焔型土器は見れました。他にも土器展示はたくさんあるのですが、これだけは中央にガラス張りで鎮座していました。

 

この記事を書くだんになって再度調べてみたんですが、博物館には国宝が2つあってこちらは指定番号6の方みたいです。

令和4年度 国宝展示室 中央展示ケースの展示内容と展示期間変更について – 十日町市博物館 TOPPAKU|TOKAMACHI CITY MUSEUM

 

国宝を直接見る事ができたわけですが、あちこちにレプリカがありすぎて、オリジナルの唯一性が感じられない(レア感が薄い)という印象も正直ありました…。

 

見学を終えて展示室を出るとこんなものが、

マンホールの蓋が火焔型土器になっているそうです。駅への帰り道で、よく見てみると確かに火焔型土器のマンホールになっていました。

その後は越後湯沢駅に向かい(「東日本パス」を使い)上越新幹線で帰ってきました。

最近はレジャーとしてのスキーは廃れたと聞いてましたが、越後湯沢駅はそんな感じは全くなく賑わってました。この地域の土産物は全部揃うんじゃないくらいの品揃えと規模のモールがあり、新潟県から出る際の玄関口って感じがしました。

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新潟県は、町も鉄道も知識がほとんど無いところで、駅名も耳馴染みがない場所もあって、移動するだけで新鮮味がありました。