あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

「FIRE達成」が解決してくれる問題の数

最近photoACで「FIRE」で検索しても以前のように「炎」の絵しか出てこなくなっていて、FIREムーブメントの減速感を感じてたんですが、先週の「クローズアップ現代」でFIRE特集をしてました。

 

昨年のイマイチな株式市場のパフォーマンスに連動して、世間的な注目度は下火になったかと言う印象だったので、ちょっと意外なタイミングでした。

www.nhk.or.jp

資産運用で早期退職 「FIRE」を目指す人たちの本音

 

不動産投資でFIREしている人、FIREしたけど暇になってる人、FIREしたけれどやはり就職すると決めた人、などFIREにも色々あると言う事を示す構成でした(よくあるパターンですよね)。

こういう番組を見てて、いつも思うのは「(よくこうやって)FIREした人を探してくるなあ」と言うことです。

 

FIRE達成後に色々あるのは、達成者が単身なのか?家族がいるか、何歳なのか?など「属性」によるところがあると思います。FIRE達成後の生活で、何をして毎日過ごすのか、何を感じるのかの差は、そういう属人性によるのかなと思います。

 

ただFIRE達成後の不足感みたいなものは、FIRE達成のせいとはちょっと違うのかなと思います。

「(FIRE達成に必要な経済的自立=)「お金」と(FIRE達成後に得られる)「自由」が解決できる事は限られると言うのは、今さら言うまでもない事でしょう。

 

別の言い方をすれば、FIRE達成で解決されるのは、最低一つの問題(働きたくない)であり、FIRE志望者とっては重大問題なのでFIRE達成は良いことですが、FIRE達成後に直面する(お金や自由では解決できない)問題は、別のアプローチで解決するしかありません。それがFIRE達成のせいにするのは、お門違いと言うやつです。

そういう意味では、自分の場合は現状に不満なく暮らしています。