あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

「FIREを成功させる5か条」を読んで

先週NYダウが90年ぶりの8週連続下落したらしいですが、円安バリアのお陰なのか、はたまた下落幅としてはたいした事ないのか、案外自分の総資産への影響は少なく、比較的冷静でいられています。

とは言っても、金融資産が減ってるのには間違いなく、FIREを目指している人にとっては雌伏の時期?でしょう。

www.yomiuri.co.jp

 

意外ときれいにまとまった特集

こういう地合いは雑誌メディアなどの「FIRE特集」にも逆風かと思うですが、それでも先々週くらいのFRIDAYでFIRE特集されているのを読みました。

写真週刊誌とFIREは意外な組み合わせですが、分かりやすくまとめられてました。

現在年齢とFIRE達成年齢のマトリックスで、毎月いくら積立てるかの表で説明してあったり(サイドFIREとフルFIREに分けて考えられてありました)投資対象などもオーソドックスなところが押さえてありました。

最近FIRE記事でよく見るのが、6450万円と言う数字です。6450万円と言うのは、毎月の生活費を21万5000円とした場合の25年分の必要額です。1億は普通は無理ですし。

 

FIREを成功させる5か条

そんな特集、最後は「FIREを成功させる5か条」という項目でまとめてありました。それに対してFIRE実践者としての感想を書きたいと思います。

節約・倹約は王道

1番めと5番めはFIREを実行するまでの心構えで、FIRE達成のためには節約は正義なのは間違いないです。FIRE達成後もしばらくはそれで問題ないです。

 

会社を辞めたいという気持ちがメイン

2番についてです。FIREしたい理由で一番多いのは「脱労働」だと思います。

agura-huma.hatenablog.com

会社勤めのデメリット解消なのか、「会社員で居続ける事の良し悪し」のそろばん勘定なのかは人それぞれでしょうが、動機としては十分アリで、その後何をするかは決めてずに、FIREしてると言う人は多いんじゃないかと思います。

agura-huma.hatenablog.com

何もしない事を楽しめるかどうかは、人それぞれじゃないかと思います。

 

ひとり者はFIREしやすい

3番目について、「家族」「親族」は範囲が広そうに思いますが、いわゆる「生計をともにするような縁者」がいる場合は、相談が必要なんじゃないかと思います。その点では自分には該当する人がいなかったので、そういう気兼ねはいりませんでした。

 

ライフ・シフトは難しい

4番目は、アフターFIREに対する考え方ですが、経済的な理由でFIRE生活をやめざるを得ない場合、そうならないためのリスクヘッジは想定生活費に余裕をもたせるとか予備費を作るとかでしょう。

転職と言っても、ホワイトカラーに特別なスキルがあるか?というのは難しい問題です。無いと思っていたほうが無難でしょう。どちらからと言えば、仕事を紹介してもらえる力(コネ)を養う方が現実的でしょう。

 

FIRE達成を加速させたい気持ち

5番目についてですが、FIRE達成までの予定が、株価下落によって多少先に伸びるかもしれないと思った時に、冷静な投資行動が取れるかどうか?…、自分を振り返っても難しと思います。精神的なガス抜きを目的とした、一部換金売りをした記憶があります。

心配なのは下落時ばかりでなく、好調時にはFIREを加速させたいという気持ち(もっとリスクを多く取る行動)にならないかも心配です。

 

こうして書いて見ると、FIREについてはいろんな側面がある事が分かります。そういうFIRE観を一からまとめるよりも、こんな風に人の意見を、参照ポイントにして、考えを整理する方がまとめやすいなと思わされました。

 

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