あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

季節外れの沖縄一人旅(後編)

季節外れだからこその沖縄一人旅の続きです。那覇から船で本部方面の今帰仁城へやってきたのですが、この辺りには有名な「美ら海水族館」もあります。観光地として有名なのは「美ら海水族館」(海洋博公園)でしょう。

 

今帰仁城からの帰りは船ではなく、バスで帰るつもりでした。ただもう一度行きのバス停まで歩くつもりはなく、調べたところ乗り換えが必要なものの今帰仁城の駐車場から出ているバスがありました。

これは海洋博公園の近くリゾートホテルまで行くバスで、そこからやんばる急行バスに乗り換えて那覇に戻れます。

yanbaru-expressbus.com

今帰仁城からのバスに乗ったのは自分一人だったのですが、運転手の人にバスの乗り方(整理券の場所が分からなかった)を聞いたのをきっかけで、降りるバス停まで話をしてくれて、バスから見える風景には色んな木(バナナとかパパイヤとか)が生えている(育てている?)事を教えてもらいました。気さくなおじさんでした。降り際に黒糖をくれました。

 

この日の予定では「美ら海水族館」には行く気がありませんでした。一人じゃない時に来てもいいし、旅行先としての「水族館」にそれほど地域性を感じないと言う面もありました。(個人の感想です)

実際じっくり見るほどの時間的余裕がなかったわけですが、公園内には無料の見どころはいくつかありました。

ウミガメ

マナティ

そして砂浜、こう言ったところを巡っている間に時間が来たので、やんばる急行バスに乗って那覇市内(おもろまち)に戻りました。バス代は1850円でした。これと比較すると行きの船代がいかにコスパが良かったが分かります。

agura-huma.hatenablog.com

 

到着したのが15時前後だったので、ホテルにチェックインした後、近くにある沖縄博物館へ行ってきました。

okimu.jp

曇っていてなんか白過ぎる写真になってしまいましたが、こんな感じのなかなか独特のデザインの建物でした。

建物には博物館だけでなく美術館も入っていて、それぞれが常設展と特別展で料金があるので、お金を払う時に戸惑うのですが、普通に常設展のみを見学してきました。

今回、初めて沖縄に来て「こんなに遠いところまでが日本なんだ」と言う感想を持つのですが、そのきっかけが江戸時代初期に薩摩藩の影響下におかれた事ですが、よくもまあ当時の船で、鹿児島からはるばるここまで来る気になったものだと感じます。

 

夕食ですが、こじんまりとした店に入って居心地よく過ごすスキルはないので、ホテル近くのの広めの居酒屋で済ませました。旅行先で時々やるのですが、これは割りと快適に過ごせます。運が良ければ地域性の高いメニューがありますが、今回は無かったです。

 

最終日は安い正午過ぎの便で帰るので、午前中に首里城に行ったら空港です。

首里城は、さすが那覇にある有名な観光地と言う事で、思った以上に団体客が多くてびっくり(がっかり)しました。修学旅行生が来るのは当然でしょうが、自分とは重ならないで欲しいと思いました(苦笑)

守礼門です。この日は残念ながら曇で時々小雨がふるどんよりした天候でした。ドラクエウォークの100名城スタンプをGet。

 

火災があった正殿はこんな感じでした。実際に行ってみると首里城全域はかなり広いし、その中でも高い場所にあるここがどうして火事になったのか不思議ですが、結局、原因不明と言う事のようです。

首里城からは歩いて「ゆいレール」の首里駅に行けるので、空港へ終点まで乗るだけです。

と言っても、LCCだけに飛行機が遅れるかも?の懸念はあったんですが、20分程度だったのでまあ許容範囲でした。この日はANAとかも遅れてましたし。

寒々とした天候の成田空港に到着です。

帰りも東京までバスを選んだのですが、行きと違って事前の切符購入が必要です。到着口から近い所にあるバス乗車券売り場へ行くと、1,300円のバスはローコスト乗車券売り場ですと教えてもらいました。

一人旅には向かないかとややお試し的な気持ちで来た沖縄でしたが、意外と一人旅の余地?があり楽しめたので、また来てみたいと思いました。