あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

全国旅行支援利用の旅(長崎市内観光編)

カンデオホテル宿泊目的で行った長崎ですが、来たのは3回目くらいで約30年ぶりになります。それだけ空けばほとんど初めてみたいなものですが、似たりよったりな事が多い日本の都市としては、かなり雰囲気が印象的な街なので割りと覚えています。

あえて西九州新幹線に乗ってみる

飛行機で来るのは初めてでした。空港から長崎駅までは移動にはリムジンバスが普通なんですが、最近出来た西九州新幹線に乗ってみました。よほど優先度上げない限り、今後乗る機会は無いですから記念に乗ってみました。

当然リムジンバスより割高です。

空港の最寄り駅は「新大村駅」になります。直接駅に向かうバスは(今のところ?)無いですが、長崎駅行きのリムジンバスに乗って、新大村駅の近くで降車することはでき「植松東」というバス停で降ります。そこから徒歩で8分前後で着きます。

駅前は絶賛整備開発中でした。

 

ネットで切符を買った方が運賃は安いので、事前にJR九州のネット会員になり自由席を買っておきました。ただし乗車する際には、みどりの窓口で紙の切符に交換する必要があります。(大村駅には交換対応している券売機はありません)

飛行機が定刻通りに着けば、十分交換の時間はあったんですが、当日30分ぐらい出発が遅れで結構ギリギリになりました。もし「みどりの窓口」がちょっと混んでたりしたらアウトだったかもしれません。そういう意味では新大村駅の「みどりの窓口」はガラガラでした。

また、リムジンバスの方も飛行機の到着遅れに合わせてくれたようなので助かりました。

新大村駅から長崎駅まではネット予約で1630円、たとえば小田原から静岡まで普通運賃が1690円です。新幹線運賃で比較すると、東海道新幹線では静岡から掛川ぐらいの距離でしょう。リムジンバスで空港から長崎駅まで行けば1000円です。

 

新幹線の写真も撮ってみましたが、新大村駅のホームはホームゲートや柵などに遮られて、写真撮影には向いてなかったです。

自分は物珍しさだけで利用した乗車客ですが、自分に以外にも数人の乗車客がいました。地元の足としてはどれくらいの利用状況かはわかりません。

乗車率は3割くらいで、聞いていたとおり空いてました。短い乗車時間でしたが車内検札がありました。

 

新大村駅から長崎駅までは約16分です。

駅前の風景ですが、山が迫っているところや高いところにある住宅、市電など長崎の街並みにはやはり個性を感じます。

駅に着いたのが午後2時過ぎくらいでしたが、市電に乗って荷物を預けにホテルに行きました。15時にはまだなっていなかったのですが、チェックインする事ができました。

agura-huma.hatenablog.com

今回の旅行、主目的はホテルでしたが、せっかくなので有名どころを観光してました。

夕方だったせいか眼鏡橋はほとんど人がおらず、場所が間違っているんじゃないかと思ったくらいです。

 

オランダ坂方面は修学旅行生、シルバー客の団体、外国人とかなり賑わってました。

この天主堂やグラバー園の以前来た記憶はあまりありませんが、雑誌の写真や動画で見る機会も多く、それなりの既視感を持ちやすい観光地の一つです。

教会の内部は撮影禁止です。

この天主堂の横はキリスト教の博物館になっています。(そちらも撮影禁止です)

 

すぐ隣がグラバー園です。こういう写真もよく見かけます。

この上の建物以外は無いような印象があったんですが、思ったよりも広い場所でした。

さすがに邸宅を建てたくなるような景観の良い場所でした。曇っていたのは残念ですが、事前の天気予報では雨だったので、これはこれでいい方でした。

 

大浦天主堂の入場料は、意外と値段がします(1,000円)そして現金しか使えないのになぜか1,000円の地域クーポン券は使えません。一方のグラバー園は入園料は550円だけど、お釣りの出ない長崎県の紙クーポンが使えました。一人客は不利でした(勝手な理屈ですが…。)

そんな大浦天主堂に対して、高いなあ利便性が良くないなあと思っていたのですが、もしかしたら入場者をフィルタリングしたいのかもと思いました。

nagasaki-oura-church.jp

天主堂は美しい様式建築物ですが、中に入って見ると今も宗教施設ですし、ある種の静謐さを求められる場所です。また天主堂の隣の歴史博物館の内容は、長崎近隣のキリシタンの信仰の歴史であり、残酷な弾圧史も含まれています。そういう歴史に興味のない人には退屈に感じるかもしれません。

オランダ坂周辺は賑わっていますから、いろいろな立ち位置の観光客が集まるでしょう。とりあえず来てみた的な観光客は、入場料1,000円って言われれば、中まで入るべきか考えそうです。実際大浦天主堂の外観はお金を払わなくてもよく見え、ミーハーな目的は果たせます。

そう考えるとクーポン利用させないのも納得できます。この記事を書く段になって、そんな風に思えました。