今年も7月上旬にイデコのリバランスを実行をしました。約1年ぶりです。ほぼ毎年やっているのですが、実はあまり手応えを感じてません。
今年のリバランス
2019年から始めたiDeCo、2020年からほぼ毎年リバランスしていますが、2022年はリバランスしてません。
リバランスしたかのような記事ですが、結論としてはしてません。
今年は(年初からの株高で)債券:株式の比率が、目標比(4:6)からズレてきたので「株を売って債券を買う」スイッチング売買を実行しました。
スイッチング売買によるリバランス方法
iDeCoでの、リバランス目的のスイッチング売買の具体的な手順については、この記事で簡単に説明しています。
精一杯分かりやすく書いているつもりでしたが、1年ぶりに読むと書いた本人でもちょっと理解するのに時間がかかります(苦笑)
難しく感じる理由は、やりたい事が投信単位の保有残高(円)の調整なのに、実際のiDeCoのサイトでは、金額指定のスイッチングができない事でしょう。口数指定での売却しかできません。これがリバランスのハードルを上げてます。
もうiDeCo5年めですが、全然改善されないと言う事はリバランスしている人なんかいない…って事でしょうか?(稀少な人?苦笑)
口数売却によるスイッチングを金額スイッチングに置き換えるという、自分でも1年経つと忘れる内容をどうしてできているかと言うと、エクセルでやっているからです。総残高、投信別の残高、投信別の基準価格、保有口数を入れると、何口売ったらいいかとか自動セル計算させています。
現代ポートフォリオ理論のマネの問題点
債券:株式の目標比(4:6)は、有名なアセットアロケーション(現代ポートフォリオ理論)です。これを海外債券インデックスと外国株式インデックスで実現しています。
日本の株式は不安定で日本の債券は利回りは低いので、海外債券と海外株式でマネしてみています。で、今回のリバランスは7月上旬に実行しました。
為替が一定なら、今月下旬の株安以前に売れてタイミングが良かったですが、円高になってしまったので、「先進国債券インデックス」も結局下げてます。
以前も書いたように
債券アセットが持つ安定さとかも(ここ数年のような)為替変動の前には打ち消されてしまって、結局、今のポートフォリオの意味がある(機能する)のかな?と言う気がしてます。
もちろん今は円安(数年スパンで)なので、いい方向に失敗(打ち消して)していますが…。トランプ発言で簡単に円高になったのをみると、来年以降はどうなってしまうのかなとも思います。
ただいつでも手数料、売却益税なしで、スイッチングできる(ポートフォリオをガラっと変えられる)ので、新しいポートフォリオに切り替えるのは簡単です。
ただ肝心な新しいポートフォリオを思いつくところまでは、いってません。