先月末のブログでも触れましたが、11月の半ばごろに沖縄に行ってきました。「マリンスポーツ体験・リゾートなイメージ」がある沖縄は一人旅スタイルとはそぐわない感じがありますがオフシーズンならいいかもしれないという気持ちで行ってみました。
それにオフシーズンなら安く行けるというメリットもあります。
今回の旅行も、11月の旅行先を検討していたタイミングでたまたまPeachのセールを見つけたからです。2泊3日でしたが、成田からPeachで往復なので、実質1泊2日みたいなものでした。
行きは5,290円で帰りは8,990円ですが、実際はその他色々かかるので(LCCあるある)往復16940円でした。それでもこれくらいで沖縄往復できるなら安く感じます。
安いと言っても、大阪・名古屋発はいざ知らず、東京の場合は成田発着ですから、空港まで遠いし交通費が余計にかかり、そこまでの割安感を感じません。ただ慣れる事で無駄が減っていく事は、旅行に限らずよくあると思うので、成田発の飛行機も(使っていけば)上手いことできないか(今より早く安く着かないか)とも思っています。
今回の成田空港への移動は東京駅からのバスを利用しました。期間限定のようですが1300円で行けるようです。バスは10分おきに出ていてて便利です。
道路事情次第で到着が遅れが発生する懸念がバスにはありますが、どの程度の確率で起きるかは色々と経験しないとわからないです。(70分弱くらい)今回は遅延なく到着しました。
今回の航空券が安かったのは(LCCだったからだけでなく)到着が19時半過ぎだったからです。
座席指定オプションを使わない予約でしたが、皆考える事は同じだったようで、運良く窓側の席でした。
と言う事で到着時すでに夜、初めてのゆいレールに乗って、県庁前にあるビジネスホテルに宿泊です。
せっかくなのでチェックイン前に国際通りへ
とりあえずファミマへ立ち寄ると、沖縄らしいモノが目に入りこれで済ませる気持ちになりました。
翌日から観光ですが、那覇にある首里城へはいつでも行けるだろうと言う事で、北部にある今帰仁(なきじん)城跡へ向かう事にしてました。(日本百名城の一つ)
交通手段としてレンタカーも考えたのですが、沖縄のレンタカーの相場は高めで、市内は渋滞が激しいと聞いたので、バス周遊券を買って回る事を考えてました。
ただこの周遊券、高速バスは対象外で北部にある今帰仁城跡へ行くには不向きです。下道で行けるバス路線もありましたが、複数の路線を乗り換える移動になり、かなりの時間を使いそうでした。
そこまで頑張る事はないと思い、普通に高速バスを利用する事を考えたのですが、見つけたのが船で行く事です。
那覇から「本部」(図参照)まで、75分で行ける事が分かりました。
ただこのフェリー海上の状態が悪いと欠航になります。前々日も翌日も欠航してました。運行するかは当日朝発表なのでギリギリまで落ち着きません。
前日のホテルで波の高さも確認してましたが、無事運航されました。
出発港は(沖縄本島からの離島への連絡船が行き来する)泊港のやや離れた北側にあります。バスに乗って近くまで行くつもりでしが、沖縄ではよくあるバスの遅延に遭遇してしまい、徒歩(早歩き)で行く事に。何とか間に合いました。
船内はこんな感じ、乗船率は1割弱くらいでした。
出港してからしばらくは結構上下に揺れました。内蔵がヒュンとなるジェットスターのあの感じです。
ここまで色々と船に乗りましたが、船酔いを真面目に心配したのは今回が初めてです。
ただこの揺れは出発後30分くらいで収まり、後は揺れが気になる事はありませんでした。
運賃ですが、たまたまキャンペーンをやっていて、何と500円でした(普段は1,000円らしい)
勘違いして名護港までの切符を買いましたが、乗り越しても値段は一緒です。
だいぶ海の色がイメージ通りになっています。名護港です。
それから渡久地港に到着、こんな感じのいかにも速そうな双胴船でした。
港から今帰仁城跡まではバスで向かいました。
バスに乗り換えたのは自分を含めて5人、他の4人は外国人の2人連れでした。もしかしたら今帰仁城へ行くのかと思いきや、それぞれ別のバス停で降りていきました。
窓から見える景色にも南国感があります。
結局、今帰仁城のバス停まで乗っていたのは自分ひとり
バス停も独特です。
バス停から今帰仁城までは歩くのですが、当然そんな事をしているのは自分だけです。
約1キロあるので、夏場だったら今回の行き方はちょっと無いかなって感じです。
正直(バス停から)歩いていくところじゃないかなと言う気もしたのですが、
こんな車には見づらい案内もあるので、歩きもあるのかもしれません。
ようやく到着です。車で来ている人はちゃんといました(苦笑)
ここに来た目的の一つ、ドラクエウォークの(位置情報)スタンプをGET(右上写真)しました。
城と言っても日本の築城文化とは異なる文化圏の城(グスクと呼ばれている)ですから、天守閣のようなものはなく長大な石垣と、同じような石畳の小路が続いています。
ジオラマもありました。
山城構造なので登っていくと海が見える開けた場所に出ました。ここで多くの人が写真を撮ったり景色を眺めたりしてました。
日差しも強くなく、東京はちょうど11月中旬の一番寒い時期だったのでこの体感だけで来てよかったな、と感じてました。
(続く)