運用ありきで始めた早期リタイア生活も5年が経とうとしてますが、ちょっとした転換点が近づきつつあります。これまで退職金を積立に回してきましたが、それを止めようかと思っています。
ここ5年間の積立で順調にキャッシュの比率が下がり(資産を取り崩さないと)積立する余裕がなくなりました。取り崩したお金で積立する自転車操業のも変なので、この辺で積立ステージは終了です。
マネーフォワードMEでグラフ化するとこんな感じ
この結果を振り返ると「まとまったお金があるなら右肩上がりの投資先に対しては積立よりも一括の方が正解」と言う定説が正しい事を確認できた5年間でした。
具体的な銘柄は以前に触れています。
結果、積立を選択した自分は損をしたと言う事になりますが、リスクアセットを保有し続けるメンタルを維持する点では(積立は)正解でした。
まとまったお金があったとしても、リスク許容度を優先して投資金額は決めるべきだという事になるんですが(投資経験が不足している人はいきなり大金をリスクアセットに変えるべきではない)
もうひとつの見方もあります。そもそも退職金運用にゲームチェンジャー(人生を変えたい)を期待してなかったと言う事です。
退職金運用の目的は(早期リタイア生活を続けていく)経済的自立状態を支える事でしたから、一括投資をしなかった逸失利益よりも(ちゃんと資産が殖えて)早期リタイア開始前よりも経済的自立度が強化された事に十分満足しています。
もう一つ感じる振り返りは、テンプレ通り(「積立インデックス投資」)に行動して普通に結果が出るなんて、運がいいと言うか、いい時代になったなとも感じてます。