あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

退職して4年経って(資産運用編)

退職して4年経ってを振り返る話、今回は資産運用編です。早期リタイアする前の早期リタイア前の逃げ切り計算で、利回りゼロでシミュレーションしたらショートする結果が出たので、資産運用ありきの早期リタイアを始めました。

 

と言う事で、運用は生命線ではあるんですが、確定申告の準備の時期を除けばあまり資産の動きを細かい部分まで確認してきてません。マネーフォワードをスマホで確認して終わりと言う感じです。

マネーフォワードは必要か?

支出管理と資産把握にマネーフォワード(有料版)を2015年から使ってますが、金融機関の連携(残高履歴取得)のおかげ、資産把握に必要な時間が格段に減り、早期リタイアの準備進捗の可視化に役立ってきました。こんな風に過去からの推移もぱっと分かります。

それ以前は「MoneyLook」を使ってました。オンデマンドでないとデータ取得はしないし、取得の内容も不完全さがあり、毎回エクセルに出力して不足分を手作業で付け加えるという一時間くらいの作業を週一回して資産把握してました。そんな手間ひまがマネーフォワードの登場でなくなりました。

 

ただ複数のロボアドを試している事から分かるように

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たくさん証券会社を開設してクレカの枚数も多いから(個人的事情)、マネーフォワードが必要で、果たした役割がより大きかったという面もあります。

 

そう考えると、マネーフォワード(有料版)が早期リタイアに必須かどうかは、使っている金融機関(銀行、クレカ、証券会社)の数と、マネーフォワードが出来ない事対する感じ方と次第かと思います。(他の家計簿アプリもありますしね)

例えばビックカメラのビックポイントはずっーと取得できませんし、QRコード決済系の支出履歴にも対応してません(手作業が発生します)そういう不満はあるけれどメリットが上回ると言う個人的判断です。

 

サブスク解除忘れにも近い運用生活

こちらも早期退職者の誰にも薦められる話ではないですが、退職金特別定期と特別投信?を買った銀行に今も付き合いがあります。今月年に一度くらいの「棚卸し的な面会」に行ってきました。

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これも担当さん次第ですが、退職金特別定期に釣られたからと言っても、そんなに頻繁に営業されたりはしません。

ちなみに退職金特別定期と抱合せで買った投信ですが、たまたま買ったのが、コロナショック直後(激安)で、今も積立を続けています。

 

その今回の営業トークで、ふとした事からリスク資産(投信と現物株をあわせた)の割合が8割ですねって言われて、ちょっと(意外にも)驚きました。

退職後から始めた(退職金の)投信積立が4年経ち、投信残高は約4倍になっています。「自動積立サービス」だとちょっしたリスク感覚が麻痺するみたいなところがあります。悪く言えば「サブスク」を惰性で契約しているのと似てます。また運用ありきと言いつつも、自分の運用の想定利回りを突き詰めようとせず、米国株インデックス中心投資の期待値は長期的にプラスと言うくらいの適当さも、こういう資産割合になった理由かなと思います。

これまでの運用を振り返って

4年間の米国株インデックス積立運用のおかげで、早期リタイア資産は4年間で減らずに済みました。現状をどうみるかですが「公正世界仮説」という言葉があるそうです。

ざっくりと言うと、たまたま不運な事が続いただけなのに、何か日頃の行いの結果かのように思い込む(自分が悪い)事だそうですが、資産運用はこの逆バージョンに似ています。たまたま運が良かっただけなのに、自分のやった事が正しかった(自分のおかげ)と思い込みがちです。

資産は増えた一方、暴落リスクの方も4年前より増してます。リスクに関しては「リスク許容度は暴落してみないわからない」と言うセルフ格言があるように、株が上がっている時は、リスクのとりすぎかを正しく判断するのは難しいです。

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確かにはうまくいった4年間でしたが、かなり都合の良い(円安・株高)相場環境でした。かと言って基本方針が間違っていた事はないし、歯切れの良いまとめ方(総括)をするのは難しいですね。