あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

太平洋フェリー「きたかみ」乗船記(苫小牧→仙台)

8月の末の北海道旅行の帰りですが、今回は フェリーに乗って帰りました。フェリーに乗っていたのは仙台までで、仙台から後は18きっぷを使いました。

 

北海道からフェリーで帰るのは2年ぶりです。

agura-huma.hatenablog.com

前回利用したのシルバーフェリーで、これは苫小牧から八戸まででしたが、今回は仙台まで行く太平洋フェリー「きたかみ」です。

 

何だかんだ言っても、北海道への交通手段としては、飛行機がコスパとタイパのバランスが良く、車を運びたいと言う理由が無ければフェリーは使わない方がいいと思います。

と分かっていながらフェリーを利用したのは今回たまたま早期予約割引&個室が予約できたからです。

www.taiheiyo-ferry.co.jp

 

苫小牧から仙台まで移動(一泊)して、6800円なら安いんじゃないかなと思います(いちおう個室ですし)

そうは言ってもやはりフェリー旅に興味があってこそですが。

 

今回利用した「きたかみ」は苫小牧の西港フェリー乗り場を19時に出発します。

この太平洋フェリーは1時間前までの乗車手続きを求められています。そういう意味では結構18時ぎりぎりの到着となったんですが、宿泊したエコノミーシングルの棟はガラガラ、利用客は少ないのかと思っていたんですが、そんな事はありませんでした。そんなに1時間前には来ていないようでした。

 

えーと、ファンネルって言うんですね。

 

こちらが エコノミーシングルです。

テレビは付いていて、海上なので当然BSしか見られないと思ってたんですが、ワンセグでしたが地上派放送のチャンネルも見られました。車載テレビと同じようなチューナーがついている(移動すると再スキャンする)のかなと思います。

壁はそんなに厚そうには思えませんが、特に隣の音とかも聞こえませんでした。まあ隣の人でしょうが。

 

船内Wifiはあったみたいですが、この船は使用中止状態。

そのため翌朝10時まで約13時間の強制デジタルデトックス状態でした。テレビの船内チャンネルでビデオ放映(映画)もやってるようですが利用しませんでした。

 

することもなく、新千歳空港からの移動時間に余裕がなく食事を準備してこなかったので、船内食堂で食事をする事にしました。

食券を買って入り口の箱を入れる形式ですが、人がいなくて良くわかりませんでした。

バイキング形式でした。2,100円するので結構しますが、空腹なのと安く乗れているからまあいいかという気持ちでした。

 

この地図で仙台に向かって右折するところ右手に見えてくるこの島を船内アナウンスでアピールしてました。

金華山といい「牡鹿半島の海上に浮かぶ霊島・金華山は、東奥三大霊場として知られている信仰の島」だそうです。

この半島を回るあたりで一瞬ドコモの電波が拾えましたがすぐに消えました。多少陸に近づいても船上ではほとんど電波に繋がりません。

 

こういうフェリーに乗る場合、時刻表を含めて降りてからの交通手段を調べておくのですが、この「きたかみ」は船内で仙台駅への連絡方法だけでなく時刻表まで配布物があって便利でした。

こういうフェリー到着港からのバス、徒歩客が多すぎてバスに乗れなかったらどうしようとか思うんですが、そんな事はなく、やはりフェリー客は物流業者と自動車客が多いようです。

バスは仙台駅まで行くのですが、青春18きっぷを利用するので途中のJR中野栄駅で下車、JRで仙台駅へ向かいました。

仙台からは乗車時間6時間くらいで新宿に到着です。

前回(八戸まで)よりも長い航海なので、ちょっと船酔い心配をしてたのですが、それはなかったですね。時々揺れているのは分かりますが、大丈夫でした。