あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

早期リタイアしといて良かったと思わせるニュース(退職所得控除改悪か?)

先週末に「退職金の課税見直し?」と言ったニュースを目にしました。いよいよ来たかと思うと同時に、こういう噂を聞く前に早期リタイアを実行しておいて(退職金を貰っておいて)つくづく良かったとも感じました。

 

ちょっと恣意的に解釈してしまいましたが、退職金所得控除額の計算式を見直したいのは確実のようです。

www3.nhk.or.jp

ひとつの企業で長く働いた方が退職金にかかる税金が安くなる仕組みは、昔の名残り(終身雇用制度ありき)なので、今の時代にそぐわないから変更すると言うストーリーみたいですが、とってつけたような理由にも聞こえます。

ただ、仮に退職金所得控除が減って課税対象分が多少発生したとしても、個人的な経験談としては、所得税に限っては所得控除でかなり相殺できると思います。

所得控除を余らせるためには、年の始めに退職して(給料を少なくし)iDeCoを満額で拠出するとか必要ですが、退職年の任意継続での健康保険料の高さも所得控除として役立つので絶対所得控除からはみ出ないようにしなければ税金がかかると言う事にはならないかなと思います。(住民税はかかりますが…)

また、退職金は確定拠出年金化されている会社もあるし、一時金と年金比率を最適化する方向とかで考える事もできる気がします。

 

今回の改正の別の意図として、退職金の「給料の後払い」と言う面についても、現役時代の給料に反映してほしいと言う意図があると言う意見を見ましたが、どうですかね。給料が増えると社会保険料や税金も増えますから、給料に反映してイーブンなのかは怪しいところもあります。

 

上のNHKの記事を良く読むと、実際手をつけるのは難しいんじゃないかという意見も紹介してました。

自分は退職金を貰っているので直接は関係ありませんが、こういう変更を何年後を目処に(今何歳を対象にするか?)には興味があります。

例えばもし年金受給開始年齢が変わる場合とかの(どれくらいまで影響を受けないように配慮するか?)参考になりそうです。