多少日本語が通じそうで飛行機にそんなに乗らなくていいと言う理由で、台湾(台北)にやってきた一人旅、現地で一人飯にチャレンジしていた話の続きです。
到着当日に「魯肉飯(ルーローハン)」を食べましたが、翌日に挑戦したのは「小籠包」(の店)です。こちらはローカル食堂でなく、あちこちに店がある鼎泰豊(ディンタイフォン)に行って(小籠包を)食べようと思ってました。
この超メジャーな台湾旅行定番店(調べて知ったニワカですが)へ、一人で行って大丈夫か?が心配だったのですが、こちらも「ゾロの台湾グルメ」のYoutube動画を見て何となりそうと言う感触を掴んでました。
店舗についても、アジア一の規模だと言う「新生店」に決めました。なるべく広いキャパの大きい店舗に行った方がひとりでも肩身が狭くなさそうと言うのが理由です。
ピークを避けて14時に行ったのですが、それでも混んでました。
店舗の前に受付台みたいなものがあって、そこの女性に話しかけるのですが、日本語が通じると分かっているので、なる早で日本人と分かってもらうために「予約したいんですが」(言ったまま)とストレートに話しかけました。
受付の女性は日本語で応対してくれて、日本語で書かれた整理券をもらいます。だいたい15分から25分待ちでした。
こんな感じの席に案内されました。注文方法は、待ち時間票に印刷されたQRコードを読み込み、Webから済ませます。今回は小籠包とチャーハンとタロイモ饅頭と頼みました。
Webで注文は済むんですが、その後で注文内容を確認にきてくれるホスピタリティの高さです。まあサービス料金10%かかってるからとも当然と言えば当然かもしれませんが…。タロイモ饅頭はWebからは2個組しか注文できなかったのですが、店員さんから1個もありますよと教えられて、ならそれでと1個にしました。
テーブルも皿も箸も清潔感にきれいな感じでさすが有名店です。針生姜を準備して小籠包を待ちます。
小籠包が思ったよりも熱くなかったのがちょっと残念と言えば残念ですが、言葉の壁も無く、一人で食べる敷居の高さも無く、台湾グルメひとり飯のチャレンジ難易度としては「ゼロ」でした。
値段もするし観光客ホイホイみたいな店かとも思ってたんですが、案外現地の人も多いようでした。自分は値段については記念込みで割り切っているんですが(多少高いのは仕方がない)案外適正価格だと思っているのかなという気もしました。
鼎泰豊(ディンタイフォン)からの帰り道、当初の目標には書かなかったのですが、台湾スイーツの「豆花」の店を見かけたので、立ち寄りました。「豆花」は絹ごし豆腐をベースとした文化の違いを感じさせるスイーツなんですが、入ったのは本当に現地向けの店です。
日本語が通じないのですが、メニューに番号が降ってあるのでそれに頼りました。店内で食べるかテイクアウトか伝える必要があるのですが、店員の人が多少外国人観光客慣れしているのか「here?」と聞いてくれました。
アーモンドと甘いゼリーを組み合わせたものですが、確かに絹ごし豆腐ベースでした。味的には無味な豆腐と甘いゼリーのバランスが良かったです。
最後に残ったのは牛肉麵(ニョウロウミェン)ですが、向かったのは地下鉄東門駅の近くのこちらのお店です。
こちらも「ゾロの台湾グルメ」動画で店内の雰囲気を掴んでおきました。ただこの店は注文票もなくて、QRコード注文でもなく、注文を取りにくるシステム。これまでとは難易度が違います。
開店直後の11時に行きました。何か店の人に言われていたのが、さっぱり分からず、空いている席に座ったのですが、どうやら外から見える窓際に座れと言っていたようでした。移動しました。
全然日本語の通じない世界でしたが、メニューにはなぜか日本語のふりがなが振ってあるので、それで注文できました。
本当は別の小皿的なものも頼みたかったのですが、言葉の壁(挫折感)を感じて諦めました。写真も今一つです。他に客がいたのですが、案外周りが静かで、音を立てていいものか分からず、落ち着けなかったです。
こちらはトマト牛肉麵というメニューです。日本でも「太陽のトマト麺」とか食べた事があるのでトマト風のスープには抵抗はありません。食べ始めはちょっとあっさりし過ぎかなと感じたのですが、食べ進むうちにトマト風味や旨味やコクを感じられて美味しかったです。
台湾特有なローカル料理に、もう一つ「鶏肉飯」(ジーローハン)というのもあるんですが、こちらはファミマのおにぎりで、それで済ませました。おにぎりって台湾にもあるんですね。こちらも癖はなく美味しかったです。
全部のメニュー初めて食べるものばかりで横の比較が無いの料理の感想はアレですが、日本人でも全然平気な味付けばかりで、達成感を除いても美味しかったです。