早期リタイアして4年半経ちますが、もし早期リタイアしなかったら今現在も働き続けている(まだ定年になっていない)と思うと早期リタイアしてよかったなと感じます。
読み返すと分かりづらい文章になってますが、4年も経っても働きたくない気持ちには変化がない事、あのまま働いていた人生だと「まだ定年になっていないのか」と思うと、正しい選択をした事と自由を享受できている二重の満足感が湧いてくるみたいな事です。
そんな風に考えるのは、60歳を迎えた後の早期リタイア生活というのは、世の中で言うところ退職生活と重なり、もう早期リタイア生活と言えないと言うかリタイア生活のフェイズが変わるようと個人的に思っているからです。
最近は「何歳まで働くか?」に対する(世間の)コンセンサスが変わっていってますから、これについては自分の考えが2019年からアップデートされてないだけかもしれません。
そんな定年の話題を思い出したのは、最近見かけたのはこちらの記事です。
エコノミスト視点での意見に興味があったのですが、案外一般的でした。
ざっくりと言えば、趣味が多い方がいいと言う話でした。理由の一つがリスク分散の意味も含めてという点がまさに経済評論家らしかったです。
自分の場合、簡単に興味を持ちやすいので、あまり趣味で困ったりはしてません。そしてあっさりした性格なので、沼って家計に影響が出るような事は今までもありません。その程度だと趣味とは言えないかもしれませんが「暇を持て余さない」と言う点では間違ってません。
そんな感じで趣味が多い方がいいと言う話だったのですが、正直この手のアドバイスはよく耳にします。ただ趣味が作った方がいいと言われて、簡単に趣味が出来るとは思えないと言うのが実感です。
趣味と言うのは興味の延長みたいなところがありますから、急に何かを興味を持ったりするのかなと言う感じです。ただ「趣味にしようとしたが趣味にならなかった」と言うのもそれはそれでアリだと思います。
そう思うと定年後の生活と言うか、自由時間の使い方は、極めて個人的な問題かなと思いますし、特にする事がないから再雇用で働くのもそれはそれでとやかく言うべきではないと思います。
趣味と言えば、趣味の一つにマラソンがあるのですが、そろそろいつまで続けられるか?考えるようになってきました。趣味が一つ無くなるかもと言う事ですが、これがまさに、趣味は分散した方がいい理由の一つなんですが、会社時代の付き合いの接点が残っている場所でもあるので、そういう意味では止めづらい気もします。
ちなみに、こちらは定年した後の時間の使い方についての最近の記事です。
単身男性にはできない時間の使い方ですが(苦笑)言わんとする事はよく分かります。