雑誌プレジデントの話が続きますが9/15号が「人生後半を変えるノート」という特集でその中に「なぜ書いた事は実現するか?」という見出しを見て、懐かしさを感じると同時にこういう考え方って今も健在なんだと感じました。
補足すると「思考は現実化する」的な部分は一瞬で、基本的にはノートに書いて考えを「見える化」する的な内容でした。
出会いは古く
この「思考は現実化する」「引き寄せの法則」「潜在意識の法則」(通称はたくさんありますが)この「理論的な神頼み?」ジャンルの歴史は古く、自分の高校生当時にもすでに書籍がありました。
よくそんな本を見つけたなと言う話ですが、お金もなく本屋で立ち読みするくらいしか時間の潰し方が無い高校生でしたから、本屋の並んでいる本には詳しくなります(笑)
「ありたい自分と現実のギャップ」と言う若者によくある悩みを抱える未熟で無力な高校生にとっては気になる本でした。何せ実践にお金かからないからですからね。
それから40年経つわけですから、この手のジャンルにはかなり詳しいです。
逆説的に考えれば
「繰り返された思考は実現する」が根本原理で、実践方法は多岐にわたります。「願望を紙に書いて何度も見る」「アファメーション」「瞑想」などなど。自分もいくつかやってました。
ただ就職して経済力も徐々に備わり、仕事でそれなりに承認要求も満たされてくると、現状への不足感は徐々に収まり、以前ほどの必要を感じなくなり、この手の本を読む事はなくなりました。それが効果があった証明なのかは良くわかりません。達成できていない事ももちろん色々あります。結論から言えば因果関係を証明する事は困難です。
と言う事で「紙に書けば実現する」「アファメーション」とかの実践からは何十年も離れているのですが「プラス思考」「ポジティブシンキング」な考え方は日常的態度として今も残っています。「悪い事は口にしない方がいい」と本気で思っているのです。そういう意味では訓練された楽観主義者です(笑)
長年の成果とは
まあ50代のおっさんが「前向き思考」ですと言うのもアレですし「精神論者」でもないので、もっと年相応の言い回しに変えるならば、こういう姿勢は「セルフマネジメント」の一種だと思っています。
具体的に言えば「自分の機嫌を自分で取る事ができる」事です。今後も一人で暮らしていく上で、自分で自分の機嫌が取れる事が大切だと思うので、そういう意味では役に立っています。