毎月最終土曜日に確認している保有中のロボアドの運用状況ですが、今月は最終金曜日になります。FOMCも日銀政策決定会合というイベントはあったものの、市場の反応は薄く掴みどころのない月でした。
株価にやさしい材料が特に無い
FOMCが予想どおりの結果と言う事は、材料がないのと同じですから、高金利と景気悪化懸念という現状を再認識して、株価が軟調なのは仕方がない感じです。日本市場の方は基本アメリカに引きづられる展開でしょうし。
ちなみに昨年もっともダウが下がったのは9月でした。
9/14のCPIショックと呼ばれる暴落でした。それを思えば今月の下落などたいした事ないな、平和な部類だと思う事にします。まあ去年よりも金利高だし景気悪化懸念の不透明感もあって、個人的にはモヤモヤしています。
不透明といえば米政府閉鎖懸念もまだはっきりしていません。もし駄目だったらどれくらい下がるのでしょうか。
2023年9月のロボアド確認
いつものロボアド運用状況を確認します。先月の状況はこちらです。
9/29時点での各ロボアドの評価損益です。
一言で言えば、ヨコヨコでした。思ったよりは下がらなかった印象です。今月は4円ほど円安が進みましたが、それのおかげでしょうか。
ちなみに昨年9月にダウが1,200ドル下がった話をしましたが、実は為替介入があったのも去年9月(22日)でした。
昨年は145円での介入で、今は150円を目指しているわけですから、昨年より資産が増えているのも納得です。
SBIラップは保守的運用へ?
昨年の4月末から始めた、別枠で記録しているロボアドSBIラップの運用状況です。
損益は前月比気持ちプラスでした。
なかなか忙しない保有資産の見直しが特徴的なSBIラップですが、先月から始まった
新興国株式の比率を下げは今月も続き、とうとう株式以外のアセットが75%を占めるようになりました。
これだと各色が何を表しているかわかりませんが、全月からの変化内容の参照を兼ねて8月7日時点でのポートフォリオ図を貼っておきます。
各色のアセット名を確認すると、新興国株式は半減して債券全体で5割を越えてきたようです。これだけ保守化すれば今のプラスを維持しやすいとは思いますが、ここからの含み益増は逆に望みにくい気がします。また今の円安でこれだけプラスしかないと円高になった場合の影響も心配です。更にこれだけ頻繁に売買すれば税金やコストが気になるところですが、そこを掘り下げるのは興味があってもちょっと面倒くさい気がします(苦笑)