「座りすぎ」は体によくない
という記事が、2年前にありましたが、
最近は注目を集めるために、やや過激な単語を使っているのかとも思いますが、
個人的には、あまり座り続けても気にならない方ですが、
最近は動かないあまり席を離れない仕事が増えてきているので、ちょっと気になります。
座り続ける事が気にならない
とりあえず、座り続ける事が原因の体の不調を感じるような事はなく、逆に体にあった椅子・机を揃えて、できる限りデスクワークに集中する方を目指していました。
けれど、この記事通りなら今のままで定年まで働いていたら、そこそこ余命が減ってたかもしれません。
別の意味の座りすぎ(偏り)から離れる
もちろんそれが退職理由ではないですが、年齢的にも先が見え(悪い意味だけでなく)、この状態がしばらく続く事を予想してみると、昔読んだ本の一節を思い出します。以下の本になります。
「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? (Asahi original (66号))
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2000/08
- メディア: ムック
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村上春樹さんに質問して、答えてもらうという趣旨の本になります。
この中にマンネリになった事があるか? という質問がありまして、答えは以下のとおりだったのです。
マンネリになったら、僕ならその時点で離れます。それはとてもはっきりしています。人生というのは、退屈しながら生きていくにはあまりにも貴重なものです。ほんとに。
回答には共感しつつも、「そうは言ってもなかなかむずかしいんですよ。」と心の中でつっこんでました(苦笑)
それから20年近く経ち、マンネリというよりは、どちらか言えば偏りを感じている日々ですが、とうとうマンネリから離れる決断をする事ができる事になりました。マンネリを感じながら毎日座り続ける事は、貴重な人生の時間を無駄にするだけでなく、体に良くないのであれば、なおのことセミリタイアを決めて良かったです。