同窓会に出てますか?
自分にも毎年出ている同窓会がひとつあります。もう10年くらいになるでしょうか。
最初の頃は確かに新鮮でしたけれど、中高年の変化なんてそんなにはありません。メンバーも固定化し、ますます特別あらたまって話す事もないですが、あまり深く考えずに参加してます。考えてみれば特に話す事がなくなったから参加しないというのは理由としてはおかしいですし、まあこういうものだろうという気持ちです。
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いきなりこんな話をしたのはこういう記事を見たからです。この記事によると、中高年の同窓会はややもすれば、自慢や(告白)になりがちで、別に楽しくない。それも60歳をすぎればそういう事がなくなるよという話です。
各個人の学生生活のクラスのカラーというのは本当に千差万別だと思うので、全く同窓会が開催されないクラスもたくさんあるでしょうし、開催される同窓会もそんなに画一的なものではないなあと思って読んでました。
なるほどね
実はこの記事の中で、自分が引っかかったのは後半の同窓会とはあまり関係のないとある部分です。
会社には自分の存在意義や生きる力を高める実によくできた仕組みがあり、その1つがルーティンである。定年前までは自分で意識的に努力しなくても、会社に所属するだけで、日常=ルーティンが自然と存在した。
記事の文脈としては、定年退職する事での喪失のひとつにとても大きな「ルーティン」の喪失があると言う話なのですが、言われてみるとその通りで腹落ちしました。
ルーチンを失ってどうなるか?新しいルーチンを作るのか、それとも全く自由に過ごすのか、それは個人の自由、向き不向きによるのかと思いますが、やや功利的に考えると1万時間の法則と言う言葉もありますし、隙間を埋めるためだけでない新しい習慣が欲しいとは思います。