あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

親の車を処分するのはとても大変

自分だけ特別だとは思わないものの

父が亡くなって、いわゆる「実家の整理」が目の前に迫ってます。(親が亡くなる事は)自分だけが特別ではないと思うのですが結構大変です。(結果的にアーリーリタイアして正解と思えた事の一つです)

誰も乗らなくなった車も処分しました。所有者が亡くなった車を売るのは色々と大変でした。

  • 放っておけばバッテリーが上がる等劣化があるから時々運転が必要
  • 名義変更しないと何もできない
  • 新所有者を決める手続きがそのまま相続手続き

新所有者が決まっても、その新所有者を相続者全員が合意しているという書類が必要になります。相続人は誰々で、その相続人の中からこの人が車の新所有者に決まりましたと言う事を、相続者が誰かを確認できる被相続人の戸籍の束や、相続人全員の戸籍謄本などで示します。相続人が多ければ多いほどこの書類を揃える事が難しくなるのは想像できるでしょう。そして、そのメンバーで協議が成立している書類(相続人全員の署名・実印での捺印がある)を用意する必要があります。

 

また名義変更には車庫証明が必要になりますから、車庫の確保が可能な人が新所有者になった方がよいわけです。新所有がその事に同意するかという問題もあり、戸籍の束と全員の合意と署名、そして車庫証明を始める、のんびりしていると車のバッテリーが上がるかもという懸念、このためにいちいち集まる必要など。かなりの面倒くささです。 

100万以下の車なら簡単に済むという情報に早く触れること

ただし、100万円以下(査定額が)なら話は簡単になります。(と言う事を知りました)100万以下の車の場合は、新所有者の決定の証拠が書類1枚に省略されます。

isansouzoku-guide.jp

を参考にしました。

査定額が100万以下であるという査定書と(100万以下の車の場合に使える)遺産分割協議成立申立書だけ用意し、新所有者の印鑑証明、被相続人との関係が分かる戸籍謄本だけで、話がすすめられます。

 

後はそういう車の扱いの慣れている中古車ディーラーを見つける事です。年中車の売買をしているのだから、知っているだろうと思っていましたが、案外そうでなくて結構ディーラーによって言う事が変わってきていたのは意外でした。だから見積もり云々よりもそういう車の扱いを分かっているディーラーに頼む方を優先しました。高く買ってくれそうでも、後から実家まで行く必要が発生するのは避けたいところです。

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