テンプレートがあるのでハードルは低い
相続の際の被相続人の出生から死亡までの戸籍を集めるの思いがけず手間とお金がかかりますが(絶賛苦闘中です)その負担を軽減する法定相続情報一覧図の書き方の話です。
法定相続情報一覧図というのは、簡単に言うと親子関係を名前と住所入りで図で表したもので、テンプレートもあって作る事そのものは難しくありません。
という情報ページがあって、テンプレートをダウンロードして、結合済みのセルに名前・住所・年月日を入力していく事で完成します。
たとえば子どもが1から4人の場合というエクセルファイルを取得します。
ただし住所が長い場合は面倒くさい
この手のテンプレートによくある事は、用意された入力セルの長さが自分の住所を入れるには足りない事です。ただしセルの長さにあわせて表現を調整しようとするのは
例)「1丁目2番地3」→「1-2-3」
(とやってしまうと)NGです。住民票と同じ表示が必要です。(実際にやらかしました)とは言うものの住所欄が一行じゃ普通足りないですが、別にこのテンプレを使う義務はないので何とかするしかありません。
実はこの一覧図作成で住所記入は必須ではないですが、住民票が必要な手続きに使う場合もあるので、書いた方がいいとされています。
住所入力セルが一行だと足りない場合。(筋は良くないですが)この住所の黄色の枠をコピーし、一行上に貼り付け2行にしてから、2行分を再結合(いったん分解)します。再結合セルの書式設定で、文字を左詰めにし、1行目の最後でセル内改行します。(ALT+Enter)
当然”住所”文字列も一つ上の行へ移動します。
参考元雑誌記事の間違い
法務局のテンプレートを使っての今回の一覧図作成には、「週刊現代」のマンガを参考にして作成したと書きましたが、実はこのサンプルには間違いがありました。
ー週刊現代より引用ー
何か分かるでしょうか?
…
(次男)ではなく(二男)です。
kakeizunotobira.denshishosekidaio.com
意味としては同じですが戸籍上の表現では二男を使うそうです。自分も全く違和感を感じず気づきませんでした。これを含め差し替え再提出になりました。