あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

デイサービスの提唱者がデイサービスを拒否する矛盾

NHKスペシャルに見入ってしまう

認知症の第一人者が認知症になった」を土曜日の夜に見ました。肉親の介護と言う視点で言えば、自分にとってはもう終わった話でどうかなと思ってみてましたが、やっぱり(刻々と変わり行く微妙な状況に)惹きつけられるものがありました。

www.nhk.or.jp

強く印象に残ったのは、(この先生は認知症の第1人者でデイサービスを提唱した)認知症の人のためにデイサービスを提唱した先生ですら「デイサービス」も「有料老人ホーム」へ行きたくない、(周りに負担をかけても)自宅で過ごしたいと言ったところです。「突き詰めると矛盾」にたどり着くのはよくある事ですからそれほど驚かなかったですが、(我が身を振り返ると)自分の父親の場合はもともと我儘なところがあったので、当然「デイサービス」も「ショートステイ」も拒否したのですが、あれほどの人格者の先生ですら嫌なのですから(いわんや)仕方のない事だったのかもしれません。

 

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 ただサービスとしては間違っているとは思いません。(本人はどうであれ)周囲は助かるのは間違いないです。周囲の人の生活を巻き込む程度を減らして、潰れてしまう(壊れる)のを防ぐために有用だと思うのです。

 色々な感想はあるかもしれませんが(もう介護する側にはならない立場からすると)やはり健康寿命が終わったらそこで(人生としては)一区切りだと思いを強くしました。人生100年と言っても、そう考えるとそれほど長い事ではないと思うし、アーリーリタイア者の思いは、月並みですが好きな事をしてそれまでに悔いのない人生を送るようにする事ですね。 

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