自立反発か昨日の材料を消化
昨晩のダウは上げるんだろうなあと思っていたらやはり上げました。20,000ドルを奪還しました。
【ワシントン=河浪武史】米連邦準備理事会(FRB)は23日、臨時の米連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、米国債や住宅ローン担保証券(MBS)の買い入れ量を当面無制限とする緊急措置を決めた。
日本経済新聞より
コロナ対策法案は結局は可決されるだろうという希望的観測が勝ち、この材料を1日遅れで消化したようなものかと思います。
ダウは史上最大の上げ幅の上昇
- ダウ 20704.91 (+2112.98) 11.37%
- ナスダック 7417.86 (+557.19) 8.12%
- S&P500 2447.33 (+209.93) 9.38%
ここまでの記録的な下げを振り返ると、3/16に下げた後よりちょっとまでは戻してます。
- 3/9 ダウ 23851.02 (-2013.76) ▼7.79%
- 3/12 ダウ 21200.62 (-2352.60) ▼9.99%
- 3/16 ダウ 20188.52 (-2997.10) ▼12.93%
- 3/18 ダウ 19898.92 (-1338.46) ▼6.30%
- 3/23 ダウ 18591.93 (-582.05) ▼3.04%
自分が退職金運用コースを申し込んだのが3/12後のタイミングです。(上から2番め)
その時買った投信の基準価格は年初から3割減でした。そのときはそろそろ買わないと反発するかもと思っていたのですから…買い時なんて全く分からないものです。
この時間の為替は111円台。23日と似たようなところです。
日経平均がファーストペンギンだった?
世界の株価ですが、前日はこうだったのが
24日は各地で上昇。(※パンデミックは加速中)
23日にひとり上がった日経平均の動きに釣られたかにもみえます(適当)
日経平均の先物は、前日終値(18092.35 +1204.57)に対して
さらに上昇しているものの、既に前日に上げている(4年半ぶりの上昇幅)があるので、案外な結果もあるのではと思ってました。
日銀が先にプラテン?
実際に始まってみると、先物に準ずる動きで19,000円を回復してしまいました。
25日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続伸し、終値は前日比1454円28銭高の1万9546円63銭だった。終値の上昇幅としては1994年1月以来、約26年2カ月ぶりの大きさで、歴代5位だった。共同通信社記事より引用
それどころか、約26年ぶりの上げ幅で19500円台まで回復。26年ぶりの上げをリアルタイムでみる事ができました。
月曜日の終値が16,000円台だったなんて遠い昔の事のようです。予想していたオリンピック中止と言う材料もなく、思ったような買いができず損したような気がします。(そんな事を思えるのも上がったおかげです)
今日の上げで日銀のETF買いの損益分岐点を越えた?かもしれませんが
相変わらず自分の持ち株は含み損状態です。あともう1,2回今日くらい上げてくれれば…。
とは言っても、コロナが終息した訳でもなく、どっちかと言うと3連休前の「日本はよくやっている空気」がちょっと変わってきている気もします。新しいニュースひとつでまたムードが一変するかもしれません。
それでなくてもこのまま24,000台に向かうなんて事はないでしょう。陳腐な表現で言えば半値戻しが目処とかですかね。
オリンピックは1年以内の延期?
4週間引っ張るのかと思った延期問題はあっさり1年以内開催で決まりました。
結局どの利害関係者に泣いてもらうか?だと思いますが、NBCは了解したと言うニュースもあり、2011,2012の場合の他の利害関係者への影響は大きいと思うので、個人的には今秋じゃないかと予想します。
と予想していたのですが、利害関係者の大きさじゃなくて、(時期的な)あいだを取った感じの印象です。こんだけ早く決まったと言う事はある程度合意形成(根回し)があったかもしれません。
世界的にパンデミックが加速してて、首都封鎖が言及されているなか、こんなに株価が戻るのもちょっと違和感がありますけれど、ひとの金銭欲の前にはこれくらいの先走りは当然ですかね。まあ上がってくれればリタイヤ生活的にはそれでOKです(笑)