あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

早期リタイアする時に読んでいた本(6)

リスクテイクとメンタルを身につける

こんにちは、あぐらです。早期リタイア前に読んでいた本についての記事ですが、今回は投資本についてです。

基本的に株でお金を儲けるには知識も必要ですが、最終的に差がつくのはどれくらいリスクを取ったかの差だと思います。

そうやって儲けた人とは比較すればさほどのリスクを取っていませんが、3月の急落時にも買い向かえたのもそれほどパニックにならなかったのも、銘柄判断と分相応のリスクしか取っていなかったたおかげだと思います。

 

agura-huma.hatenablog.com

 

そんなちょっとした損をしたり含み損が増えたときに動じない慣れや分相応のメンタルが身がつけるうえで投資本は役に立ちました。

そんな小心投資家なりのリスクマネジメントとリテラシーを身につける上で、何らかの影響を受けたのではないかと思う特に印象深い本を紹介したいと思います。

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何となく株で資産が作れそうな気になる本

私の財産告白

私の財産告白

 

有名な本だと思うので別に本の内容は書くまでもないのかとも思います(笑)…。自分はAudibleで聞きました。「本多式四分の一天引貯金法」面白かったです。

(出口戦略込みで)再現性の高そうな手法を紹介してくれているので一財産作れそうな気がしてきますが、やはり大きく化ける投資先の選択に成功したからこその方法にも思えます。自信のある投資先があればこうやってお金を投資した方がいいでしょう。今で言えばテスラ株とかでやっていれば…(結果論過ぎますね)。もっと若いうちに知っていればという本と言う事で覚えています。

本気になるとはリスクをとるって事

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インベスターZ(1)

インベスターZ(1)

 

ドラゴン桜」で有名な三田紀房さんの投資風マンガです。投資の教材として捉えるかどうかは難しいところですが、投資や人生に対する三田さん独自の切り口や解釈が好きなもので読みました。この間の「バフェット様の肩の上に乗る」という表現とかワンフレーズで心に刺さる言葉が心に残ります。ところどころ切り取るといいのですが、それだけにストーリーものとして話を畳む事の難しさを感じました。

agura-huma.hatenablog.com

 

 

アベノミクスの出口戦略の参考にしようとしてた

リタイア準備の上でアベノミクスは小心投資家なりに恩恵があった訳ですが、日銀の金融緩和による株価上昇中の投資行動やこのバブルが終わるときに、間違わない(お金を減らさないため)どうしたらいいか知識を得るために読みました。結果的には落ちなかった、落ちると言うよりはヨコヨコになりましたが、この8年間の途中の上げ下げに対して必要以上に反応せずに済みました。(こういう時期は)ショート戦略を取らないとか、バブルの時はコールオプションを買う戦略の期待値が高いのをこの本で知りました。

もっと若いうちに読んでいると意味のある本

マネーの公理

マネーの公理

 

投資と言うよりは投機の心構えを書いた本で分散や長期投資を否定しています。ただし手法についてでなく、心がけやリスクマネジメントについて語られています。リスクを取らないとお金なんて増えないと説得される本です。「給料で金持ちになった奴はいない」

リスクを取っていないのは不健康という過激な主張

「心配は病気ではなく健康の証である。もし心配なことがないらなら、十分なリスクを取っていないと言う事だ」 

分散投資について

ポートフォリオを分散させると言う理由で何かを買ってはならない

本の中には、常に意味のある投資をしろと言うフレーズが出てきます。真に受けているとすぐに破産しそうですが気になる本でした。

長期計画は、将来を管理できるという危険な確信を引き起こす。決して重きを置かないことが重要だ

長期投資家は大いなるギャンブラーである

ここでは分散投資や長期投資していれば安心、将来が管理できてるという錯覚に陥らないよう戒めとして引用しておきます。 

もう入手困難かとか思っていたが

 

 古すぎるのでもう入手困難かと思っていましたが、今も販売されているので載せました。いわゆる体現談の類なのですが、株でのシリアスな失敗とそこから復活して成功を収めていくストーリーと実践論で構成されています。実践論の方はあまり理解できていないんですが、株の悪い勉強法とか一つの極める事で道が開かれるという一般論の実話として参考になりました。実践論はあくまで自分が理解できかっただけで再現性そのものをどうこう言うものではありません。

 

消化不良だった本 

他にも色々と有名な本を読んではいるのですが、ちょっと消化不良気味だったりしたものは紹介してません。特に洋書とかがそうです。洋書の構成というのは小さい実例を積み重ねて論を述べるという形式が多いのでちょっと悠長すぎて、とにかく話が長いです。あまり向いてなかったです。

後はFX関係の本ですね。こちらもどれだけ本を読んでも見事に成果が出なかったです。本関係なしに株に比べるとよりメンタルを試される局面が多く、どこまで上がるか下がるか分からないという恐怖感が自分のような小心投資家向きでなかったです。

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