ウクライナ情勢による株価の動き、当初はプラス・マイナスを繰り返す事もありましたが、ここ数日は連日下げる方向に傾きつつあります。こういう全面的な下落局面になると個別株投資のリスクを実感します。
(戦争と言ういかにも)全体の雰囲気(不透明感)からの下げでなく、より具体的な理由で下げている持ち株が出てきてしまう事です。
ウクライナ問題起因で下げた持ち株
例えばANA HD株、昨年春くらいにコロナ収束を見込み優待復活もアテにして買いました。確かに一時期はプラスだった事もありましたが
最近の下げで昨年の買った時の理由が賞味期限切れしています。
こうして考えると空運株って、コロナにも弱く原油にも弱く地政学リスクも関係すると言う事で、弱点が多すぎな印象です。
こうなると損出しした方がいいですが、損出し節税は60歳以降にしたいという個人的事情から
今は売りたくないので、ちょっと悩みます。
増配を喜んだばかりのJTも予想外の材料で下げたパターン
「ウクライナに工場がある」とは全然知りませんでした。
自分のようにリスク分散で少単位で多く銘柄を保有している場合には避けられない(そこまで調べない、リスク管理できない)パターンです。
結果的にヘッジな動き
こんな下落相場中でもヘッジな動きをする(上がる)ものもありました。
ヘッジって何割くらい資産に占めたらいいかは分かってませんから、実際は塩漬けだった放置株が息を吹き返してきたみたいな感じです。
分かりやすいのは原油ETFです。
相続したこの原油ETFは既に損出し済です…。
2年前に570円だったこれ「WTI原油価格連動型上場投信 (1671)」が今は2,800円を越えてます。(損出しするんじゃなかったと言うのは結果論ですが…)
減価しまくって下がっていたあの商品がまさかの復活?
まあそれ以外の原油ETFは持ってます。レバレッジ型の原油ETFです。19年に買って失敗し、NISA枠なので損出しにも使えず、教科書のような塩漬け株となっていました。
レバレッジ型なので減価しまくって250円くらいまで落ちていたものが、今や1,700円代に入ってました。プラス27,000円ですから何かの足しにはなりません。
年末から本気で心配していた今回のロシアの侵攻、ヘッジとして買うべきだったのは金ではなく原油だったのかなという気がします。(金も上がってますが)
原油ETFでやらかしたという「失敗体験」は足かせだったのですが、地政学リスク(金でヘッジ)かと思っていたのが「オイルショック」になる事は予想してませんでした。
減価と言えば、日経ダブルインバース(1357)も持ってます。
こちらは相変わらずマイナスです。ただ以前は見るのも嫌なくらいマイナスだったのですが、とうとうプラスが視野に入ってきました。(プラスになっても資産全体はプラスにはなりませんが)
地政学+オイルショック不安だとすれば、下落相場はまだ続きそうです。
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