先週のニュースですが、企業年金保険の予定利率を来年から下げると言う話、ちょっと読んでみました。
企業年金に影響が考えられる的な言及になってましたが、結構紛らわしい表現になっていて、生命保険会社が企業から預かっていた企業年金保険の予定利率を下げると言うもので、
金額的なボリュームとしては、(関係がある確定給付型企業年金の)資産規模61兆円のうち、4分の1程度を生保の企業年金保険で運用しているようです。
生命保険会社を利用して運用した事がないので、予定利率とはそもそも何かがよく分かっていなかったのですが、下のページに詳しく書いてありました。
世界的な低金利時代で運用難なのでこの流れは仕方がないと思います。
生命保険会社が保証できるのが0.25%が相場だとすると
なぜかこのニュースが気になった理由がモヤモヤしていたのですが、ふと気づきました。
以前この本の内容で、証券会社OBの著者が3%程度の利回りをそれほど高い感じがしないと書かれているのを見たり
FIRE本では4%ずつ取り崩しても資金が減らないという内容でした。
これが本当ならば、もしくはある程度確度のあるものならば、顧客からお金を預かってある程度の利回りを保証して、取り崩しを行うようなパッケージ金融商品があってもいいわけです。(例えば4資産分散型ポートフォリオで運用して毎年1%の利金を30年間顧客に保証するような金融商品)
4%ルールの理屈で言えばハードルは高くなさそうです。でも実際には生命保険の年金保険の予定利率(金利でないですが)は0.25%が限界という事実。
そう考えるとやはり、インデックス投信で運用しながら取り崩すと言う青写真には見えないリスクが潜んでいるんだとう事を改めて感じます。
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