あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

「NewsWeek」の資産運用特集とシンプルな投資先

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NewsWeekと言えば、国際的な社会問題や政治の話題を扱うイメージの雑誌ですが、今年の最初の号は珍しく投資の話でした。

 

時折ブログで触れてるように普段からdマガジンを情報入手先として読んでます。雑食気味の好奇心もあって色々な雑誌を目にしていますが、さすがに「NewsWeek」はあまり読んではいません。

そんな珍しい(分野を特集する)NewsWeek日本版の投資記事、表紙には「億単位の資産形成も可能」と書いてあります。そういう内容がある事はあまり期待せず(スルーして)読んでみました。最近の投資テーマの解説やバフェットの日本株買いの話、昨年有名になったアメリカの投資アプリ「ロビンフッド」の話など。「ロビンフッド」手数料タダなのを知って驚いたりしましたが(日本で言えば未単位元株購入は割高ですから羨ましいです)

www.newsweekjapan.jp

何に時間を使うのか

中でも印象に残ったのは「加谷珪一」さんと「藤野英人」さんの記事です。

加谷珪一さんと言うと「お金持ちの教科書」の著者でもあり、最近は「モーニングショー」で解説者としても出演しているのを見かけるようになりました。

お金持ちの教科書

お金持ちの教科書

  • 作者:加谷 珪一
  • 発売日: 2014/02/10
  • メディア: Kindle版
 

kindle unlimitedでも読む事が可能です。(この本の感想は別の機会にして)

 

藤野さんは、「ひふみ投信」の藤野さんです。藤野さんにしろ加谷さんにしろ他のメディアで見かけるので、どんな(ポジションの)人なのかが事前に分かっている分、こういう(ポジショントークの嫌いのある)投資系の記事を読む際には余計な事を考えずに済むのでありがたいです。

 

まず藤野さんの記事によると、日本の企業の株価は大企業ほどパフォーマンスが振るわず、例えばTOPIXコア30はTOPIXに勝ててないそうです。そんな難しい日本市場になぜ投資するのかと言うのが記事のテーマなんですが、日本にも成長している企業はいくらでもある事を日頃の投信運用を通して証明しているのでこういう話になるのは当然でしょう。

また藤野さんは話の流れで、日本人には株式投資に否定的な人が多くいる話をしてましたがその中で

日本人の多くが仕事が嫌いで、会社が嫌い、5割の人が自分の会社を信用していない

と語り、文脈としてはそんな気持ちでは会社を応援する(=株式投資をネガティブに考える)事はできないだろうと続くのですが、結論はともかく会社観の部分にはちょっと納得しました。

 

加谷さんの話は、株式投資を忍耐強く続ければ必ず報われる、ただし低成長の日本株の比率は少なく、と言うまさに王道的な内容だったのですが、作家の人から言われると言い回し表現にちょっと説得力を感じます。

さっきの藤野さんの話に被るのですが、加谷さんの方の話は、米国は超有名企業を買っておいて問題のない市場なので銘柄選択に悩む必要がないとありました。大企業を買ってもキャピタルゲインに恵まれる日本株とは真逆の存在です。そんな日本株の中で大きく株価を伸びる会社を探す事は投資家としての腕の見せどころなのかもしれませんが、今の自分はあまりそっち方面の興味がありません。わかりやすい米国株投資中心でいきたいと思います。そういうシンプルさが今の自分にあっているという事を再認識しました。

 と言いつつも、ひふみ投信は持ってます。

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ひふみ投信がだいぶ有名になった頃に買ってそのままの状態で、あまりこれからどうしようかという戦略を持ててません。

 

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