トウシルに載っていた「複利は人類最大の発明か?」表題にクエスチョンマークがついてたので、これは「複利を信用してはいけない」という内容かと思ったのですがそうではありませんでした。
アインシュタインは本当にそう言ったのか?
この記事でも書かれてましたが、アインシュタインの人類最大の発明と言った話、個人的にはちょっと眉唾には思っています。ただ(今回ちょっと調べてみましたが)ガセらしいという証拠は見つかりませんでした。
それはさておき、複利自体はただの計算式(階乗)ですから当然信じてはいます。ただ、早期リタイア生活にそれほど大切かどうかは半信半疑です。
複利のおかげで早期リタイアはできていない
まずはその効果を感じるには10年以上の時間が必要な事(10年でも短そう)です。実際自分が(金銭的に)早期リタイアできたのは、複利効果のおかげと言うよりは、節約、属性(独身)、早期退職金、アベノミクス相場(2013~2018)が大きかったと思っています。
現在では米国株(世界株)投信を中心とした運用にしてますが、そういう環境(長期投資対象としての低コスト世界株投信が商品化された)になったのはここ数年です。
投信は含み益にはなってますが、これはここ数年の米国株好調と円安の反映であって、複利効果が出るほどの時間は経っていません。
複利の力でFIREを目指しているのか?
そういう意味では、昨年くらいからのFIREムーブメントをきっかけにFIREを目指している人の方が、米国株投信投資で資金を増やすとしたら関係が強そうですが、本当に10年以上かけてFIREを目指そうとしている人がどれぐらいいるのか、最近の速成型FIRE(サイドFIREや低資産FIRE)への注目度をみると、ちょっと疑問です。
結局、FIREを考えずに、長期投資を目指している人の方が、複利効果をより意識してるんじゃないかなと思います。
もちろん今の生活(運用)に複利効果がある事は嬉しいですが、これからの取り崩しながらの運用では、教科書的な複利的な資産増を目にするとは思えず、案外早期リタイア生活と複利は関係が薄いと思っています。
早期リタイア生活視点での人類最大の発明は?
この記事の最後には山崎さんが考える人類最大の発明は何か?が書かれています。それを真似して、早期リタイア生活視点からする最大の発明を考えてみると、それは「無料ビジネスモデル」の発明でしょう。具体的にはYoutubeを代表するGoogleサービスだったり、無料のアプリとかもそうでしょう。投資手数料無料化の流れも運用ありきの早期リタイア生活には大きいです。
早期リタイアにかかる生活コストを低くした、暇つぶしを提供したと言う両方の意味で、その恩恵は大きいでしょう。早期リタイアブームのアシストになっていると感じます。
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