今年の春くらいから「FIREムーブメント」メディア媒体で取り上げられるようになり、ちょっとしたブームになっていましたが、密かに別のブームも広がっていました。それが「安い日本」ブームです。
今月のダイヤモンド・ZAIの「恋する株式相場」でも取り上げられてました。
「安いニッポン」への注目
上のコマにもある「安いニッポン」を読んで記事を書いたのは4月21日の事でした。そこから4ヶ月も経ってますが、このテーマに関する色々な媒体からの言及をよく目にします。
だいたい内容はだいたい重なってきてて、ここ20年くらいの物価と賃金の停滞の指摘とその原因と影響についてです。
そういう意味では今週の週刊ダイヤモンドでの特集についても、いつもと同じかなと思っていたのですが、
ひとつだけ興味が湧いたページがありました。安い日本での「資産防衛」についても書かれているパートです。これは実生活に関連しそうな内容です。
具体的にはこんな内容です。(今週の週刊ダイヤモンドのサイトから引用)
【Part 3】資産防衛の《知識編》 資産を日本から「脱出」させろ
〈インタビュー〉榊原英資(元財務官、インド経済研究所理事長)
円はどうして、どこまで安くなるのか 1ドル=120円台も視野に 唐鎌大輔(みずほ銀行チーフマーケット・エコノミスト)
ドルのMMF、株価指数連動型ETF、金 海外の成長を取り込む運用
日本株投資でも海外の成長は取り込める 「日本のお宝」小さな巨人銘柄
が、dマガジンではこのPartは読めなくなっていました(うまく考えられてます。
dマガジンでは読めない部分を読みたい
dマガジンでは読めなかったので、珍しく本屋に買いに行きました。電子書籍版でないのは、優待の図書カードを使うためです。
本屋に行ったのは火曜日だったのにもう最後の一冊でした。売れ残っていた先々週分の数からさっしても、1冊しか置いて無い(笑)ということはなさそうなので、やはり売れるテーマのようです。
実際に読んでみた感想ですが、退職直後から外国株を既に重視してきたので、そこまでのいい話を聞いた感はなかったし、為替予想は専門家であってもあまりアテにはできない事も経験上見てきているので、情報としては微妙なところもありました。
とは言え、改めて金(ゴールド)を重視するロジックや、日本の株であっても世界的なシェアがあるニッチな企業狙い(銘柄紹介)とかにはなるほど言う部分もありました。
今回の特集でアトキンソン氏が日本の賃上げに反対する経営者の理屈を「合成の誤謬」と非難してましたが、低インフレ・円安・低生活コストは早期リタイア生活への恩恵があると考えるのも、似たようなミクロな(利益しかみない)考えですけれど、こういう現状が改まると個人的には思えないというのは以前書いた通りです。
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