先週土曜日の「7Daysニュースキャスター」 でFIREが取り上げられていました。「経済的自立を手に早期退職 誰でも目指せるFIREとは?」という特集コーナーでした。
まさかテレビでFIREの話が聞けるとは思っていませんでした。「へー」って感じです。
(どれだけ認められているかはともかく)それだけここ最近のでFIREという単語の認知度に動きがあるんでしょう。
入門情報として手堅い構成
10分程度のコーナーでしたが
- 本屋さんのFIRE本コーナーの紹介(最近売れている)
- 街角でFIREを知っているかインタビュー(知ってます)
- FIRE本の著者への取材
- FIREの実現方法の説明
- FIRE実現者とFIREを目指している人への取材
という流れで、FIREを知らない人も分かるオーソドックスで親切な構成でした。
上記のFIRE本の著者というのは、別冊SPAにも登場していた穂高さんです。(本気でFIREを目指す人の資産形成入門)
テレビ番組の本質は編集するところにあるとは思ってますが、そんなに作為的な感じも(街角インタビューやどうやって適当な2人みつけたのかとは思いましたが)
特に茶化したり批判してたりすることもなく、ニュートラルな立場で紹介していた印象です。たけしが何か言っていましたが、よくわかりませんでした(笑)
FIREと早期リタイアは違う
FIREの実現方法の説明では、目標金額(生活費✕25)を定めて必要な資産を貯めるところもしっかり説明してました。投資(複利効果)を使って期間を短くするところもちゃんとありました。
「FIRE」はこれまでの「早期リタイア」とは違うという説明で、その違いは(4%ルールで)資産を取り崩さなくても減らないところ、としてました。
自分は別に4%ルールのバックボーンをアテにして退職したわけではないので(正確には知らなかった)死ぬまでに資産が底をつかなければ取り崩してもいいと思っています。その分4%ルールに頼らなくていい気分の軽さはあります。逆に若い年齢でFIREする人はその減らないところに魅力を感じるのか?とも思います。
作法通りにリタイアしていなくても、実際ここ2年は資産は減りません。それはここ1年の株高のおかげなので、別に毎年4%が保証された訳ではありません。
やはり時代の情報源は
余談になりますが、今回(テレビ局という)第三者がFIREを紹介したかたちを取ってましたが、FIREについての世の中的な動向を「SNSや動画投稿があふれる今」とさらっとナレーションしてましたが、ブログは触れられていませんでした。以前ならブログだったんだろうと思いますが、このあたりも時代の変化を感じます。
楽天証券の調査によると、この1年で投資情報収集方法として、YouTubeは6.2%から30%へと躍進した。今や、新聞やニュースなどを抜いてトップクラスだ。さらに、YouTubeを参考にする比率は、20代の場合46.2%、投資歴1年以下の初心者の場合48.6%に跳ね上がる。
「今なぜ若者がインデックス投資? 流行の陰につみたてNISAとYouTuber」より
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