昨日に引き続き、雑誌「エコノミスト」の特集記事にあった「FIREの素朴な疑問」というコーナーに、自分の場合で答えてみるの続きです。
設問はこうでした。
- FIREは運用利回り年4%で可能なの?
- 毎年4%の利回りを獲得するには?
- 現預金はどの程度必要?
- 民間保険への加入は必要なの?
- 社会保険料はどの程度かかる?
- FIRE生活はどんなもの?
昨日は3つの質問に答えてみました。残りの3つに答えてみました。
「民間保険への加入は必要?」
生命保険はどう考えても不要ですが、医療保険には入っています。将来的には使いそうだし、再加入するのは面倒くさそうという予想によるものです。
それでも、医療保険は要らないという情報を最近良く目にしています。
記事でも、社会保険の範囲内で十分、民間保険に入りすぎという論調でした。
「社会保険料はどの程度かかる?」
ここでの社会保険料とは「国民年金保険料」と「介護保険・国民健康保険料」の両方を指してます。
「国民年金保険」については、所得が少なければ免除を受ける手もありますが、あまり比較精査してません。iDeCoが出来ない点や国民年金分が減るデメリットをどう考えるかでしょう。免除を受けるといくら減るかは、細かい話で端的に書く事はできません。
結局自分は払ってます。iDeCoを使いたいし、長生きリスクに対するヘッジとして、ちょっとでも上積みしたい(医療保険の時と似たように、万が一リスクを過大評価する)性格によるものかもしれません。
月に健康保険料(介護保険含む)ですが、退職した後の健康保険料は高いのは退職あるあるです。自分は3月に退職したのですが、その年の1月から3月までの給料が健康保険料に反映するのは退職2年めなので、退職翌年も高い印象でした。
3年めにようやく国民健康保険料・介護保険料が、均等割・平等割の減免対象額まで下がりました。
10ヶ月で1年分を払うかたちで、月2,000円です。
「FIRE生活はどんなもの」
最後の質問はこれですが、
それこそ人それぞれで、自分の気が済むようにすればいいんじゃないでしょうか(笑)
今回の記事では、どれだけ自由時間が増えるのかという視点で数字を出してました。90歳まで生きると仮定して、それまでの勤務時間とFIRE後の自由時間を比較してました。
FIRE後はこんなに自由時間が増えますが大丈夫ですか?という問いかけです。
体感的な事を考えると、勤務時間と比較するよりも、会社員時代の自由時間(休日)と比較したい感じです。面白そうなので計算してみました。
土日祝日の数は
1年間365日を7で割り、週に換算すると52週になります。 毎週土日が休日になると52週X2日で104日になり、土日だけで年間約104日の休日があることになります。 そこに年間16日ある祝日をプラスすると120日になります。
年間120日あるそうです。有給休暇取得数は平均で考えます。こちらは10日でした。
とすると会社員は年平均130日の自由(休み)があり、年換算すれば
20年働いていた人のその間の自由時間(終日)は2600日≒7.12年
30年働いていた人のその間の自由時間(終日)は3900日≒10.7年
FIRE生活すると約7~10年で、会社員時代と同じだけ休める(追いつく)事になります。
そもそも会社員の年の3分の1は自由だったという数字を見ると、割と休みが多かった気がしますが、そう感じないのは、仕事と自由のバランスの問題や、自由時間の多さでなく、休みたいときに休めるか?、行動の自由を欲していたのかもしれません。
※補足
今回のエコノミストdマガジンでは一部の記事が読めなくなってましたが、kindle unlimitedならdマガジンで読めない部分も読めるようになっていました。
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