人間の記憶がいつから始まるかは分かりませんが、うっすらとした記憶として残っているのが、幼いころに左手で箸を握って怒られた事です。
はっきりとは覚えて無かったのですが、後年母から聞き、どうやら本当だと言う事に気づきました。言われるともなく左手で箸を握る幼児は不審に見えたようで強く矯正されました。
なんてことを思い出したのはこんな記事を見かけたからです。
これは本の抜粋的な宣伝記事だったのですが、案外具体的な事は書かれていません。(本を読めって事?)かと言って、別にがっかりはしませんでした。
左利きに何かプレミアムがあるって考え「右脳・左脳」説に基づいているものでしょうが、いつからこういう「脳機能局在論」って知られるようになったのでしょうか、ネットで調べても、その「歴史」はWikipediaにも載ってませんでした。ただ
とあります。
逆に右利き社会では左利きは不便だとも言います。これについても、左利きも人によって程度(矯正度)は違うので、自分はあまり不便は感じません。
自分の場合は、左手で箸を握りだしたように、先天的には「左利き」だった筈ですが、今は箸も鉛筆も右手ですし時計も右手です。ただ左投げ左打ちで歯ブラシは左です。自動改札も左手がスムーズに出ます。(これが一番面倒)
今の生活を見れば、後天的には右利きの範疇なのかもしれません。
(左右の)手の利用頻度と脳の働きに相関があるとすれば、純粋な左利きよりも、両手を使っているタイプの方が、一番パフォーマンスがいいような気がしますがどうなんでしょうか。
振り返って見ると「右利き」「左利き」だったかどうかは、人生にさほどの影響を及ぼしていないかと感じています。