あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

早期リタイアに必要な金額と納得感

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昨日書いたiDeCoのポートフォリオ(何を買うか)の話、日経マネーの今月号にも載っていたのですが、メイン特集は「1億円で安心リタイア」、FIREに関する内容も載ってました。

老後の資金には一億円必要と言う特集、定期的に日経マネー誌で見かけます。

老後に必要な資金の考え方

今回の特集は、月26万の生活費の夫婦世帯が30年暮らすと9300万かかるので一億円、年金と退職金を除くと自己資金3000万が必要と言う計算でした。

正確には「自己資金3000万で安心リタイア」ですが、「一億円」はお約束みたいなものです。

agura-huma.hatenablog.com

それはそれとして、参考したいのは必要な生活費の相場です。夫婦の生活費が約26万だとすれば、一人暮らしの場合は(保守的に)7掛けして18万くらい。360(30年*12ヶ月)を掛ければ6480万となります。ただこの30年間は年金生活期間ですから必要な自己資金は(毎月の年金との差額)✕360です。例えば差額5万なら1800万です。こういう差額分については、配当他を補填するという考え、相場よりも低い生活費で暮らすなど、色々と手が考えられます。

 

早期リタイアする場合の生活費を追加する

これは65歳から必要な資金ですから、早期リタイアを考える場合は、65歳までの想定生活費を加えて、(早期リタイア)にいくら必要かが分かります。

2ステージで考えて、計算するのはこの間の「3つの掟動画」の話でした。

agura-huma.hatenablog.com

今回の特集、そういうアプローチも掘り下げてました。

定年前に早期リタイアすると年金、退職金、賃金が減り、社会保険料払いが増えます。その説明と、退職年齢、年収、家族構成、利回り、賃貸・持ち家別のFIRE資金がいくらになるかをシミュレーションした(必要額)結果が掲載されてました。自分が早期リタイア前ならば、その必要額を検算するところですが(細かすぎて)それはしませんでした。(それくらい読みづらい)

納得できる早期リタイア方法

細かいのは別に悪い事じゃないですが、こうして考えてみると25年分の生活費を貯めればいいというシンプルFIREは(複雑さを排除していて)分かりやすさが独特です。

例えば、今回のシミュレーション結果は月20万の生活費想定でした。シンプルFIREだと6000万必要になりますが、今度はシンプルすぎて逆に不安になります。

今年はFIREムーブメントブームでしたが、オリジナルがそのまま広まるのでなく、いろいろな派生FIREが増えたのは、基本計算に対する人それぞれの納得度を補う(配当収入や副業や倹約や運用など)反応なのかもしれません。

 

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