あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

スパイダーマンNWHはファン度が試される作品

先日映画館でスパイダーマンの新作映画「スパイダーマン・ノーウェイホーム」を観てきました。(ネタバレあり)

事前に予告動画を見てたので、過去の2つシリーズとコラボする(?)というこの新作の大まかな内容は知ってました。

 

トム・ホランドのスパイダーマン・シリーズは2作とも見てますが「高校生ヒーロー」ものと言う、緩くて明るい未熟の良さが持ち味の他のマーベル作品との違うカラーが魅力でした。

今回はこの「マルチバース作品」という枠組にやや引きづられ感じがします。

もちろんいつまでも高校生はいられないので、ホランド君が語っているように、成長って言えば成長ですが、前2作の青春映画ぽいノリと違ってました。

 

肝心のマルチバース展開ですが、ストーリーとしては、やや強引で若干粗っぽく感じるところもあります。

スパイダーマンの正体を知っている者は、生死を問わず現れると言う理解で見てたので、その理屈で言うとガーフィールド・スパイダーマンの彼女も生き返って現れるんじゃないかと思ったりしていると、MJを助けるシーンについてもちょっとモヤっとします。

ビジュアル的にマクガイアとガーフィールドが俳優の実年齢相応見えるので、いつの時間軸から来たんだろう?とか思ってしまいます。

「メイおばさん」のエピソードも、同じセリフで揃える演出ありきの展開にも見えます。

 

先日、漫画家の水島新司先生が亡くなられましたが、先生の作品の一つである「大甲子園」も(当時はマルチバースなんて言葉はなかったですが)マルチバース作品でしょう。

もっと昔で言えば「デビルマン対マジンガーZ」などもそうです。

どちらも絵面だけで伝わってくるワクワク感があります(どこが「対」なんだというツッコミは些事です)

今回の映画はファンサービス映画と言う意見も見ましたし、そう考えるとそう言うワクワクするシーンの方も多かったですし、3時間近い映画でしたが時間も長く感じなかったし楽しむ事ができました。

 

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