最近の株安で、年初から約2%弱くらいの資産安になってます(マネーフォワードで確認)。この株安だけなく最近早期リタイア(FIRE)界隈にネガティブな状況が起きているなと感じます。
別の言い方をすれば、資産寿命を縮める要因です。
物価高からの生活費アップ
最近物価高の記事が目立つだけでなく、その輪郭がハッキリしてきています。
原材料高によるコスト増を企業が価格転嫁をせざる得なくなるが、賃金は上げられない、つまりインフレでなくスタグフレーションじゃないかと言う概略です。mainichi.jp
早期リタイア生活は賃金とは縁がないので、どちらにしろシンプルに生活費アップで効いてきます。
年金減のリアリティアップ
むしろスタグフレーションだと影響が出るのはこっちです。来年度の公的年金のマイナス支給が発表されました。
「賃金上昇がない場合の年金は物価に連動しないという仕組み」という理解は昨年からありました。
ただこんなに高頻度で起こると思ってませんでした。
ここ30年間デフレかつ賃金安で均衡してきて、これからも日本の企業は価格転嫁しないと思っていましたが、「日本は外圧に弱い」と言う歴史を忘れてました。
世界的なコストアップの下では価格転嫁をせざるえず、賃金上昇なき物価高(スタグフレーション)の影響(=年金安)のリアリティが増してます。
(後編に続く)
⬇︎ブログランキング参加中です。
クリックして1票頂けると励みになります!⬇︎