あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

早期リタイア(FIRE)ブームに水を差す4つの逆風(後編)

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最近感じる早期リタイア生活の「資産寿命」を縮めそうな4つの「逆風」の続きです。昨晩はダウが一時的に1100ドル下げたようで(最終的にプラス引け)もしそのままだったら、それどころじゃない感じでしたが、何とか助かりました。

税制改悪からの非消費支出アップ

この改悪というのは、再来年から「所得税」と「住民税」で別々の申告方法が選べなくるアレです。先日も触れました。

ようやく知った「静かなる金融所得増税」と当たり前の教訓 - あぐらのSoloZakki

 

www.dir.co.jp

この改正で(低所得早期リタイア者の)配当・分配金にかかる税負担が増え、それを逃れようとすると国保保険料が増えると言う、非消費支出アップが資産寿命を削ります。

ただこの節税方法、歴史も浅く自分の理解が深まったのは実際に国保保険料を払うようになってからで、ある意味ニッチな節税方法です。

この改悪の本当に怖いところは、こんな狭いところを攻めてくる「金融所得」に課税しようという意思で、今後の非消費支出(税金・社会保険料)アップのリスクは高まった感じさせるところです。

株安による資産減

今年に入って2%弱資産が減ったと書きましたが、ここ3年間想像以上に株は上がってくれているので多少は仕方ない感があります。FIREムーブメントが起きたのもこの地合(株高)があっての事でしょう。そういう意味では転機が来るかもしれません。

agura-huma.hatenablog.com

繰り返しになりますが、金融緩和が終われば株価調整があるのは知られた話です。資産運用に株安局面は想定内と思ってますが、あまり株安が続くと冷静な判断ができなくなる瞬間ってあります。

それがリスク許容度を超える下げが来たときですが、リスク許容度は実際に下がってみないと分からないと思っています。

agura-huma.hatenablog.com

「緊急トーク」があると黄信号?

2020年のコロナショック時の話になりますが、テレビ東京の「モーサテ」が番組内容を変更して「緊急トーク」するくらいの下げがありました。大きな下げでしたがこの時点では、まだ平気でした。

agura-huma.hatenablog.com

平気じゃなくなったのは、その一週間後のダウが2,000ドル下がった日でした。もっと下がるかもしれない心理になって、現物株を一部狼狽売りをして精神的な安定を図りました。

agura-huma.hatenablog.com

結果的に見れば、モーサテで「緊急トーク」があったときが自分のリスク許容度の黄信号状態だったかなと思います。

www.nikkei.com

昨晩も一時的に1,100ドル下げたみたいですし、そろそろ「緊急トーク」があるかもしれません。2020年の狼狽時よりはマージンはあると思うのですが、大きな事は言えません。

 

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