あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

高校生向けの金融教育教科書と重なる早期リタイアの想定生活費

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先日の「日経モーニングプラスFT」のコーナーで、2022年度から始まる高校生への金融リテラシー教育に触れてました。どんな範囲、内容なのか興味がありましたが、早期リタイア生活の基本に通じるところがありました。

こんなテキストの一部を紹介していました。

www.jafp.or.jp

支出の中身は「NEEDS」と「WANTS」

支出の中身をNEEDSとWANTSに分けて考えると言う話です。

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高校生の支出は「WANTS」だらけだけど、社会人になれば(それまで親が出してくれていた)「NEEDS」も自分で負担しなければならないと言う、支出についての発想の転換を促すものです。

なるほどねと思うと同時にこのアプローチ、早期リタイアの基本である毎月の生活費を考え方にも重なります。

NEEDSを積み上げてWANTSを厳選する

早期リタイア生活の生活費を考える場合も「NEEDS」を積み上げて「WANTS」を取捨選択を検討するという事になるでしょう。

「WANTS」を我慢すれば、想定生活費を低く済ませる事ができるし「NEEDS」についてはどれだけ下げられるかは本人の節約意識によるでしょう。

狭い「NEEDS」と広い「NEEDS」

一方でNEEDSは2つの意味を含んでいると言う見方もできます。この教科書で書かれていた「NEEDS」とは、文字通り生きていくために必要なお金(命の維持費)です。

こう聞かされた高校生の中には、大人からみたら趣味(「WANTS」)にしか思えない事を「NEEDS」として考えるかもしれません。

"No~, no life"「~がなければ、人生とは言えない」

と言うフレーズのように、「No~」に入る部分の人生の価値観を反映する「NEEDS」です。

早期リタイアの生活費の考え方

実際に早期リタイアする人の場合はどう考えたらいいかですが、自分は趣味が浅い人間なので、そんなにお金のかかる趣味(NEEDS)はありませんでした。Amazonプライム会費代やdマガジン代は予算にいれつつ、基本的には(生きていくための)NEEDSを中心に積み上げた生活費を考えてました。

そうして実際に早期リタイア生活をして1年くらい様子を見て、かかった生活費を把握してから、多少の余裕をもたせた想定生活費が実際そのとおり少なく済んだので、余裕分を多少WANTSに使ってみようと言う考えに至っています。(YoutubePremiumに入ってみたりなど)

FIREを実行する人は基本的に節約意識がある人だと思うし慎重な予算を組んでいるでしょうから、余裕はできるのではないでしょうか?

余計な(お世話)感想

今回の高校生向けに編集された「お金について学ぶ」テキスト、他の冊子も見てみましたが、基本的な情報はそこそこ網羅されていると思います。

個人的には「お金から価値引き出す能力は年齢とともに低下する」という考えも教えてあげればいいかと思ったりしますが…ないでしょうね…。

 

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