あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

「ひとり」に優しい社会と「孤独耐性」への若干の疑問

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最近はお一人様に優しい風潮です。その背景にはマーケットとして無視できない(多数派正義の)資本主義の原理もあるんだろうと客観的に見てますが、こんな記事を見かけました。

 

president.jp

こういう気持ちの人は孤独は楽しめるという話が書かれてました。

孤独な人が幸せになるためにメカニズムが明らかになっています。以下の3つの心の要素を満たすことが重要です。

1「うけいれる」(自己受容)
2「ほめる」(自尊心)
3「らくになる」(楽観性)
この3つの考え方のベクトルを伸ばすことで、幸せな孤独を手に入れられます。

こういう話は幸せをどう定義するかという「幸福論」の一種でしょう。別の言葉で言えば「分を知る」「達観する」って事かなとも思いました。

 

そもそも「孤独感」とは何かと言う話も書かれていて

「私は独りぼっちである」「私には心が通じ合う人が誰もいない」「私には精神的によりどころになる人がいない」「誰からも必要とされていない」など、孤独によって生まれる不快で苦痛となる感情です。日本語では「孤独感」と呼ばれます。

今の生活を楽しめてるとからと言っても、ここで書いてあるような「孤独感」への耐性があるとは、あまり思っていません。

生活の「個室化」がしやすい社会

今の生活をフェリーで例えると、雑魚寝部屋でなく個室で旅をしているようなもので「孤独感」を感じないように立ち回れているだけです。「個室」にいて、独りで寂しいという話はあまり聞きません(笑)

そういう意味では孤独を楽しめると言うよりも、最近の社会インフラ(GAFA化)によって自分の生活を個室化しやすくなったんだと思います。

 

また「早期リタイア生活」は「コンフォートゾーン」作る事だと思っているので、これも「個室化」の一種ですから、その理屈で言えば、早期リタイア単身者は独りを楽しめる筈だと思います。

agura-huma.hatenablog.com

だから「個室」から追い出されてしまうような自体になると案外脆いかもしれませんし、旅の例えで言えば(個室旅行は)出会いを一切シャットダウンしてしまうデメリットもあったりするでしょう。

あまり自分がどうこうと言うよりはGoogleやAmazon等の(現代の社会インフラ)のおかげと思っています。

 

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