あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

早期リタイアと投資経験の大切さ

早期リタイアにはいくら必要かと言う議論に関係するのですが、早期リタイアするには、株式投資の経験があった方がいいと思ってます。成功体験があるに越した事はないですが、自分のように下手くそなりに退場はしなかった位の体験でも構いません。

ひとつには投資の力を借りないと、早期リタイア達成が(金銭的な面で)なかなか加速しないと言う面もありますが、リスクを抱えつつ上手くいく思っていると言うスタンスが、早期リタイア生活の心構えや、早期リタイア生活のリスクマネジメント力を養うという部分で重なります。

錯覚であってもリスクを取れるかどうか

株式投資(投信投資)は絶対に儲かるとは言えないですが、投資をやっている本人は、失敗するリスクがある事を知りつつ、儲かると信じてるという矛盾を抱えています。もちろん裏付けがあっての自信なのですが、それが錯覚(勘違い)による自信であったとしても、自信があってもリスクそのものは消えません。別の言い方をすればリスクが取れるメンタルがある人だといえます。

早期リタイアにも似たような部分があって、早期リタイアを決意した当人がある程度以上の金額があれば、持続可能だと思っているだけです。お金がいくらあっても将来のリスクは完全に消せません。

リスクを取った事がない人には早期リタイアは向かない

だから「いくらあれば早期リタイアできるか論」はリスクを全く呑めない人にとっては無意味なテーマだと思っています。早期リタイアをノーリスクにするような金額設定は結局ムリだと思うのです。

仮に自分とそっくりの属性の人で、資産時価が全く同じ早期リタイアした人がいて、その人と資産を取り替えて、早期リタイアを送ってくださいと言われても、持続させる自信は持てません。つまり見た目の金額だけでなくリスクが含まれているわけです。

リスクを取った体験から得られる事

早期リタイアに至る資産増は、世界景気とかアベノミクスとかの市場動向や、米国株投信をローコストで買えるようにしてくれた証券会社のおかげ(運と社会変化の範疇)だと思っていて、今持っている保有アセットもよくあるものばかりです。

と言う点では、株を見つけて勝負して資産を築く才能はないのですが、メジャーなリスクアセットを抱えつつ、運用ありきの早期リタイア生活を続けてられるのは、自分の投資経験からくる「凡庸で心配性だけれども相場から退場しない程度のリスク管理ができる」ところによると思うので、そういう点での個人差はあるのかなとは思います。

 

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