今年も後3ヶ月ちょっと、来年2024年から始まる新NISAに対する新型NISAの戦略(そんなたいしたものじゃないけれど)をおさらいしてみます。
こうやってじっくりと検討できるのは時間の余裕のある早期リタイア者の強みです。
いくらずつ投資するか?
毎年いくらずつ買うかについては決めました。
年初に一括という事はせずにシンプルに定額積立をしていきます。右肩上がりを信じている投資商品を買う場合には一括投資が理屈の上では正解です。
もし早期リタイア直後に退職金を定番のインデックス投信に一括で投資していれば、資産は今より増えていたでしょう。ただその間のいくつかの下落局面でメンタルが持ったかは微妙です。そういうニュアンスで積立投資を選択します。
またそんな暴落対策として成長投資枠を使ってスポット投資をします。成長投資枠でもつみたて投資枠と同じ投信は買えます。
暴落しなかった年にどうするか?と言うのはあります。実際暴落が起きない年の方が多いでしょう。パニック売りが出るほどの暴落と言うのは、コロナ以来(2020年)見ていません。心の底では大暴落は起きないのではと思っているんでしょう。あくまでリスクヘッジです。
何を買うかについて
おそらくS&P500インデックス投信を買うと思います。別にオルカンを否定するつもりはないですが、世間で言われているほどオルカンの方が分散効果があるとは個人的には思っていないのも事実です。あくまで主観の問題です。差が無い(と思っている)なら馴染みのあるものに投資します。
保有中の投信をどうするか?
新NISA関係の話題で見かける事もある話題ですが、投資資金の問題とかリスク資産比率を変えたくないと思うと保有中のリスク資産を換金する必要が発生するかもしれません。ただ含み益のある投資商品を売ってしまうと税金が発生するので、買い直しには躊躇するでしょう。
自分の場合は、iDeCo拠出中はiDeCo節税枠一杯まで資産を売却するというマイルールがあるので、売ることは売るけれど、新NISAのためには売るわけではない、というのがスタンスです。
来年買う分については、これまでの自動積立枠をどれか止めるつもりです。どれを止めるかについてはこれから決めます。これが現時点でのToDoですね。
と言う事で、最近の証券会社ならつみたてNISAの時と同じく、定額積立のお膳立てはきちんとしてくれるでしょうから、積立金額と商品を決めたら後はお任せと言った感じになるのかなと思っています。