あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

早期リタイア者の新NISA戦略(最初に考える事編)

ここ最近のように株の調子がいい事はうれしい事ですが、来年の新型NISAの利用戦略を、基本(特定口座からの)買い替えで考えているので、ちょっとした複雑な気持ちもあります。

 

来年からの新型NISA、つみたて枠は年120万、成長投資枠年240万、最大1800万となりますが、退職してから既に4年経ち、退職金での積立を続けてきたので、これだけのキャッシュはありません。やはり既存の投信を売って買い替えようと思っています。

仮に今年が新NISAの開始年だとした」ら、特定口座の投信を10万ずつ毎月売って、同額を新型NISA枠で買い直す事になります。

 

買い直しで気になるのは売却益への所得税ですが、所得控除枠の多い無職早期リタイア生活では、こういう買い替えでの税金は小さく、特にiDeCoをする場合には、むしろ所得控除を使い切る計画が必要です。

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なので(所得控除が余らない)給与所得がある人の方が(新型NISAを乗り換えで利用する際の税金の心配)が切実ですが、ただ給与所得のある(若い人)は、資産形成中のステージにいるので、あまり買い直しは発生しないでしょう。

 

もうひとつ株の調子のいい時に書い直すと高値づかみの心配があります。特定口座の場合は値下がりして損が出ても、他の投資でのプラスとの相殺(節税)すると言う手段が使えますが、NISAだとそうはいきません。NISAは儲かる事が前提の制度です。

 

ただ長期つみたて投資で「いつから始めるか」のタイミングを気にするのは、間違った考え方で、それが気になると言う事は120万円✕15年積立と言うアプローチが、自分のライフプランとあまりマッチしていないという事になるわけです。

できるだけ損をしない(絶対は無理)にはどうするか、つみたてする気があるか?をはっきりさせるのが、まず最初に考える事になるでしょう。