あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

早期リタイア生活は45°生活?

中国の「寝そべり族」という言葉が昨年ぐらい有名になりましたが、それの続報みたいなニュースが最近ありましたが、あんまり話題にならなかったみたいです。

 

早期リタイア生活は「寝そべり族」か?

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完全に寝そべる事も許されず、かと言って立ち上がって頑張りたくはない若者の気持ちを表す言葉として「45度人生」という言葉が紹介されていました。

FIREする事を「寝そべり族」と重ねる意見も昨年ちらほら見かけましたが、個人的にはこの「45度人生」という表現の持つニュアンスの方がしっくりきます。そのあたりは年齢によるものなんでしょう。

金田一耕助シリーズの思い出

先日、古谷一行さんの死去のニュースがありました。古谷さんの名前を聞くと小学生の頃に見ていた「金田一耕助」シリーズの本放送を見ていた事を思い出します。横溝作品らしい不穏な雰囲気、ムーディな挿入歌、また夜22時からと言う放送時間も子供としてはやや非日常的な時間帯だったので、強く印象に残っています。

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最近もプライムビデオで見てました。今見ると有名な俳優(若かりし頃)が揃って出演していて、なかなか豪華なシリーズだったんだなって感じます。

 

「サザエさん的日常」を忘れる瞬間

最近の生活の日常は平穏と言うか適温生活と言うか、ある意味「サザエさん」的日常になっています。「ドラえもん的」でも「クレヨンしんちゃん」的でもいいですが、要するにずっと同じ毎日が続くような目線(錯覚)になっているって事です。

そんな中こういう古谷さんくらい(若いころの記憶がある)の年齢差の人の訃報を耳にすると、ちょっと目線が上がって「着実に時は流れていく」(時間は有限だ)と言う現実に呼び戻されます。

そういう意味で「寝そべり族」と言うのは、贅沢な時間の使い方、時間が無限にあるかのような振る舞いに思えて、個人的にはちょっと勿体ない感じがします。完全に寝そべるのでなく、そこそこ行動しよう(思い出を作ろう)と言う感じがする「45°生活」という方が割りとしっくりくるのです。