あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

グーグルが震え上がったとか言う「ChatGPT」を試してみた

最近目にする事が多くなった「ChatGPT」に関するニュース、テレ東の動画で取り上げられていたのをみて、日本語OKで無料だと言う事を知り、実際に使ってみました。

 

「Googleが震え上がった」というのは、この記事です。

toyokeizai.net

こんな風に説明があります。

このチャットボットは、インターネットリンクの単なる羅列ではなく、明確かつシンプルな文章で情報を提供することができる。人間に理解しやすい形で概念を説明することもでき、ビジネス戦略、クリスマスプレゼントの提案、ブログのネタ、休暇の計画といったアイデアをゼロから生み出すことさえ可能だ。

 

なかなか凄そうと思いつつ、実生活の接点が分からなかったのですが、日本語でもいけること、今ならアカウントを作れば無料で使える事、実力の一端をこの動画で知りました。

 

www.youtube.com

 

実際にアカウントを作成して早速いろいろ聞いてみました。

混み合っているので、動画にあるようなChat形式で文字が流れる事はなく、エラーが出ましたがが、再更新して履歴を確認すると答えが出来上がってました。

ググりそうな事を聞いてみます。

自然な日本語でこの専門的な文章が作成されるのは凄いです。ただこれならwikipediaにも載っていそうです。こんな追加の質問をしてみました。

微妙に日本語がおかしいですが、日本語らしい省いた質問にも質問の意図が伝わってて、回答もちゃんとしています。テレ東の紹介動画によれば、英語で聞く方がより正しいそうです。

Chromeを使ってますが、ページ全体に効くgoogle翻訳のオンオフで微妙に表現が変わります。

こんな感じで、思った以上に収まりのいい文章で、丁寧な回答をしてくれます。

 

もっとぼんやりした事を2つ聞いてみました。

こういうぼんやりした聞き方に対しても、相手の質問の意図を広い意味で理解して(能力的に)できる出来ないのレベルの回答にならず、結果的には質問には答えていないものの補助的な情報を提示するなど、人間と遜色の無い「ソツのない会話力」「文章構成力」を感じます。

 

もっと難しい質問をしてみます。

言われてみれば、なるほどと思います、また「ジレンマの解決方法」でググってもこういう回答はでてきません。

 

「ジレンマの解決方法」は難しい質問ですが、ただ向き合う事が多い質問でもあります。もっと普通は考えないような、早期リタイアブログらしい、こんな事も聞いてみました。

この答えに対して、言い換えができるか聞いてみました。

文章を構成する能力について、かなりの柔軟性を感じます。

 

ただ、確実に間違っている回答をする場合もあります。

3番目に長いのは石狩川です。長さも間違ってます。念のため1番目を聞いてみたら、そっちはあってました。

静的な情報はちょっと不得意なようです。人名とかも嘘情報が返って来ることが多かったです。(あまり力を入れていないだけかもしれません)

 

「働かない理由」とか(自分でも)時間をかけて考えれば理由も思いつくし、文章化する事もできると思いますが、数分でここまでのまとまりのある文章を書くことはできませんから、そういう意味で驚きました。パソコンの普及で、漢字を覚えなくなったのと同じような事が起きるんじゃないかとも思わされました。

 

今もChat形式の問い合わせ窓口ありますが、さらにレベルが上がりそうです。ちょっと変わった即効性としては、学生がWikipediaをコピペしてレポート作成する事が問題になった事がありますが、その方面でも役立ちそうです。(いつまでフリーでChatGPTが使えるか分かりませんが)

 

ChatGPTの文章作成能力の高さを目にして「こたつ記事」ぐらいなら、そのうちAIが書いてくれるんじゃないかと言う文章作成自動化の将来性を感じました。