あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

「ウポポイ」見学と飛行機欠航(北海道LOVEパスで宗谷岬を目指す番外編)

北海道LOVEパスを利用した北海道の旅、最終日は数年前によく耳にした「ウポポイ」に行ってました。方角は道南方面で最寄り駅は「白老」駅です。

「ウポポイ」に行くにはいいタイミング

この「ウポポイ」という名称、インパクトがあって耳に残ってますが、どんなところだろうと思って調べてみると(丸めて言えば)博物館です。

ainu-upopoy.jp

個人的には博物館に行くのは好きですが、客観的に見ると万人受け(ミーハー向き)する観光地とは思えず、当時の取り上げられ方が不思議な気がしてました。また「アイヌ」の人たちに生活の変更を強制した歴史を考えると(文化的希少性を高めるような事をしておいて)「文化」として持ち上げる事にもモヤモヤした感じもします。

それはさておき、内容や「地理的な位置」などから、誰かと一緒に北海道旅行に来た場合とか、フリー切符でない場合には、行きたい場所としては優先度が低めになる感じがします。そういう意味で、今回のような「特急乗り放題」のシチュエーションはちょうど良い機会です。

 

前日の晩に稚内から新さっぽろまで移動していたので、翌日は新さっぽろスタートです。特急「北斗」で約1時間で白老駅に到着しました。

JR北海道は廃線検討地域が多いと聞き、平日の特急も空いているのと思いきや、特急北斗の指定席は案外混んでました。旭川ー札幌間の特急ライラックも同様でしたので、やはりJR北海道でも札幌を行き来する鉄道利用客の数は違う印象です。

 

「白老駅」はこんな感じです。競馬ファンなら読めてしまうのですが

ちゃんとひらがな表記もあります。

「ウポポイ」は駅から600メートル、徒歩圏内です。

10名弱くらい降りる客はいました。

 

「ウポポイ」と呼ばれるエリア、広大な敷地に各種施設がありますが、今回訪問したのは、看板上で下の方にある建物「国立アイヌ民族博物館」のみです。

広大なスペースでも入場口は左下のみなので、この博物館にたどり着くまでは時間がかかりました。

博物館で働く人たちのホスピタリティの高さが印象的でした。入場料は大人1,200円です。

写真撮影はOKだけれども、動画は禁止でした。

 

この建物「国立アイヌ民族博物館」の2階は、一面ポロト湖に面してガラス張りになっています。当日は湖にガスがかかって幻想的でした。雪の方は芝生に一部残る程度でした。

 

最初に書いたこういうアカデミックな施設にどんな客層が来ているのだろうと言う疑問ですが、駐車場に団体客用のバスが多く、学生の社会見学とかパックツアーに組み込まれている観光地となっているようです。

連れてこられた訪問客と言っても「ゴールデンカムイ」とか読んでいると、また関心度が違うのかもしれません

 

思いかけないメール連絡

最終日はこんな感じだったのですが、帰りの飛行機に関しては色々ありました。当初の予定では、運賃を考慮して15時の飛行機で北海道を離れるつもりでした。

agura-huma.hatenablog.com

前日は、稚内から移動して新さっぽろ駅のホテルに泊まったと書きましたが、ホテルに到着したのは20時過ぎ、一息ついてメールを確認したのは21時過ぎてました。

こんなメールが届いてたのに気づきました。

欠航なので、明日の飛行機に振り替え?(自分で探せ)と言う事でしたが、メールが来たのは18時過ぎです。すでに3時間過ぎていました。

メールで知った人から振り替えのアクションしてると考えると完全に出遅れてます。

欠航した飛行機が満席だったら影響を受けたのは約280名ぐらい、それらの人が乗れるだけの同じ日の便にまだ空きがあるのか?という至極当たり前の疑問も浮かびます。

(まずいなと思いつつ)当日便の確認をしたところ…驚いた事にありました。20時の飛行機を予約できました。(4席くらい空きがあった)

 

そんな事があったので、本来ならばウポポイに行って帰る予定が、5時間くらい自由時間が増えました。急に新しい予定も浮かばず、新千歳空港のコインロッカーに荷物を入れて、札幌小樽方面にまた出かけました。

時間潰し的に電車に乗ってもお金が変わらないフリー切符は、こういう時は強いです。ただこの日は天気が悪くて、そんなに嬉しくない滞在延長でした。

 

時間を見計らい空港に戻ってきました。

www.new-chitose-airport.jp

ラーメン道場に行きました。「一幻」が一番混んでましたが、今回の出発地の旭川にちなんで「旭川ラーメン梅光軒」にしました。

 

さらに想定外は続く

ようやく帰るかと思い、余裕を持って保安検査場を通過したら、今度は40分の出発遅れを知りました。翌日メールも来ているのに気づきました。

 

 

は?となりつつもスマホでダウンロード動画を見て時間を潰しました。30分経ってもアナウンスが無いので、もしや思ったら案の定、さらに15分遅れ

 

ここまで来ると、もう少し遅れるんじゃないかという予想が立ちますがその通りでした。さらに10分遅れ

これ以上遅れるとヤバい(羽田から自宅への連絡が怪しくなる)と思いつつ、ようやく搭乗案内が始まり、こんな事なら函館まで往復できたなと思いつつ待ちくたびれて帰宅しました。