もう3月の話ですが、JR東日本パス(3日間乗り放題きっぷ)を使い(2度め)青森から新潟に周遊していたんですが、青森県では「浅虫温泉」の温泉宿に泊まってきました。
先月「道後温泉」の温泉宿に一人宿泊してきた話を書きましたが、同じシリーズです。
青森県は色々と温泉地がありますが、ここに決めたのは駅から徒歩圏に旅館宿があるという立地からです。この時期の青森県がどんな気候か分からなかったので、多少雪が残っていても歩いていけそうな場所を選びました。立地優先です。
「浅虫温泉」とはユニークな地名ですが「麻を蒸す」から来ていると聞きました。
最寄り駅は「浅虫温泉駅」青森駅から「青い森鉄道線」に乗って20分程度の距離にあります。夕方だったので帰宅客でそれなりに混んでました。
浅虫温泉駅で下車、旅館まで歩きます。雪は一切なかったです。宗谷岬も上越市も雪が無かったですから、海沿いは雪が早く消えるのではと言うのが3月に旅行してみての仮説です。
今回泊まったのは「ホテル秋田屋」、こちらも一人客プランがあったので選びました。
チェックインしたのは夕方の18時過ぎでしたが、入室すると部屋の暖房がガンガンにたかれてて、部屋の暖かさで寒さに縮んだ体の緊張が緩む感じが思い出に残っています。(チェックインする前から既に暖房が入っていた)
冬場はエアコンで暮らしているのと光熱費値上がりからの節約意識があって寒くはないくらいの室温で暮らしていて、こういうフルパワーの暖房をしないので、暖房の快感を久しぶりに味わい気持ち良かったです。
写真の色味から感じられるよう年季の入った部屋ですが、予約の時点でそれは折込済みで、清潔感のあるきれいな部屋でした。一人には大きめの開放感もいいです。
和式便所を洋式にリノベーションしているとか、それはそれで面白かったです。
食事の前に温泉に入りました。浴場はこんな感じ。
(楽天トラベルより)
洗い場が一直線に並んでいて、その後ろがずっと浴槽という分かりやすいレイアウトです。露天風呂もあったのですが、冬季はやっていないそうです。
食事は食堂食でした。実は風呂場に他の入浴客が誰もいなくて、お客がいないのかと思っていたのですが、そんな事はなかったです。
棟方志功風?
食事はぶらり一人旅プランです。
ドリンク付きでした。行った時期が良かったんでしょう。
料理はこんな感じ。品数豊富でテーブルに収まらないくらいボリュームもあって満足しました。
デザートもついてます。
費用ですが、一泊二食で13,200円、全国旅行支援で2割引で支払いは10,560円(地域クーポン別)でした。
部屋からの景色はこんな感じで。砂浜の奥行きや小さい島(湯の島)がアクセントとなってなかなかのよい景色です。今回は全く時期的にも時間的にも無縁でしたが、夕日がきれいな海水浴場のようです。
遠くには津軽半島が見えます。写真では分かりませんが、うっすらと岩木山(方角的に)が見えてました。
浅虫温泉周辺の観光はしませんでしたが、水族館や足湯とかありました。
前回の道後温泉と同じ様に、建物設備が古かったですが(そういうところがレビューの数字に反映している)特に気になりませんでした。ビジネスホテルは新しい方がやはりいいなと思うので、気になり方が違うようです。
今回も型通りの温泉旅行が楽しめて良かったです。