先週くらいから日経株安と円高と悪い状況が続きました。数ヶ月上昇を続けた後の当然の調整なんですが、そこまで納得しながらも(先月)売っておけばよかったと言う気持ちも無いわけではありません。
清々しいほどの結果論的感想です(苦笑)
運用ありきの早期リタイア生活、利確に関してはルールは決めていません。若干の決まりがあるとすれば「毎年、所得控除枠に収まる範囲で売却する」ですが、いつ実行するかは自由(年内のどこか)です。
今回の暴騰時に利確しても良かったですし、しなくても良かったです。
もう一つのルールは、生活費に必要な金額だけ(株や投信)売却すると言うものです。これは山崎元さんがどこかで話していた内容で、リスク資産はリスクにさらし続けて、必要において取り崩すと言うスタンスになります。
現状キャッシュポジションはまだ残っているので、こういう理由での取り崩し(売却)も発生しません。
だから今回いくら含み益が殖えたとしても利確する予定はなかったのですが、それでも結果論的後悔の気持ちが湧き上がって来るのは不思議なものです。
そう考えてしまう理由のひとつは、運用利回りが(早期リタイア前に)考えていた以上に大きい事でしょう。インデックス投信の利回りを低めに見積もっていたので、それを上回るペースの利回り感に、これは買われすぎだから利確した方がいいと言う気持ちになっているんだと思います。
一方で、現在の「運用ありきの早期リタイア生活」を支えている肝の一つは、複利効果という「魔法の言葉」だとも思っています。
福利効果が本当にあるかどうかは、何年も待たなければ分かりませんが、複利効果で、将来の想定外の出費をリスクヘッジしているという気持ちもあります。
と言う意味で、利確ができないのはこの複利効果と言う魔法の数字の恩恵を失うかもしれない事に対する恐れもあり、2つの考えがまとまらない一週間でした。