JR四国のフリーきっぷを利用して四国の左下へ方面への旅行の続きです。JRのフリーきっぷを利用すると駅レンタカーを安く利用できるオプションがあるのは以前から知ってましたが、これまで利用した事はありませんでした。
駅レンタカーで足摺岬へ
フリーきっぷは列車に乗っている時間が長いほど、トクしてる(元が取れている)わけですから、別途料金を払ってレンタカーに乗るのは矛盾してます。
今回は値段が安かったので利用してみました。
JR四国の対象となるフリーきっぷの利用者なら、24時間4,000円で駅レンタカーが借りられます。念を入れて、NOCを追加しても550円です。
中村駅前にある「駅レンタカー」(見た目はトヨタレンタカー)で車を借りました。最近レンタカーを借りると、ルーミーばかりでしたが、今回はヤリスでした。
(写真を撮るのを忘れて撮ったのはこの1枚だけ)
AndroidAutoに対応しているので、USBケーブルでカーナビ画面を表示されられます。
中村駅から行ける最も有名な観光地「足摺岬」へ向かいます。車で約1時間強、四国の左下の最南端と言う場所でしたが、特に細い道もなく人寂れたような感じもありません。
写真手前に見える駐車場に車を停めました。足摺岬では二人しか人に会わなかったものの、この駐車場には半分くらい車が止まっていたものの
入り口から展望台に登った後は、遊歩道にそって西へ歩いていました。森道でしたが観光客は皆無でした。
西へ進み白山洞門と呼ばれる海水の侵食でできた岩穴に向かいます。
「Ghost of Tsushima」に出てきそうなな鳥居…。この奥には進みません。
こちらが白山洞門、足摺岬から結構歩きました。
足摺岬を跡にして、時間があったので「ジョン万次郎記念館」へ向かいました。車で20分くらい
漂流前後とその後では、知名度に差があると言うイメージです。
足摺岬からこの記念館の道すがら、ジョン万次郎を大河ドラマの主人公へと言う看板をちらほら見かけました。前半生はかなりドラマティックですし、日本に帰国してからも幕末の著名人との関わりも深く、ドラマ化はそんなに無理がないとも思うのですが、「幕末」は大河ドラマとしては視聴率の取れない「時代」の分、難しいんでしょう。
記念館で食事ができる場所があったのですが、普通のランチです…。
観光客向けと言うよりは、この辺で働いている人の昼食をメインという業態の店に感じました。まあこういうのもアリですね(笑)
普通の自販機のようですが、よく見ると地元食のあるデザインでした。
中村駅に戻って、少しだけ北上して昨日とは別の勝間沈下橋に行きました。ドラクエウォークのご当地クエスト解放関連です。今回も撮影場所がいまいちでした…
宿毛(すくも)から宇和島へ
車を返して、本日の宿泊地である宇和島を目指します。まずは列車で西の宿毛駅へ
宿毛駅までの列車はそこそこ乗客がいましたが、宿毛駅周辺は人気はなく、いかにも車中心の町と言った感じです。
宿毛駅からは宇和島バスで移動します。一時間に一本くらいの間隔でバスが走っています。
16時52分のバスに乗り、宇和島までは約2時間です。
やはりと言うか宿毛からの乗客は自分ひとり。宇和島に着いたのは18時50分頃、
駅チカのホテルにして、宇和島城に行って戻ってくるのがダルいので、あらかじめ宇和島城の近くのホテルに宿泊しました。バスがお城の近くを通ったので、ドラクエウォークの100名城スタンプも今日のうちにGetしました。
ホテルについたのは19時半くらい、外に食べるのは億劫だったのですが、珍しくホテルのレストランで食事をしました。鯛めし定食があったので注文しました。
宇和島城そして松山へ
翌朝は伊達博物館を見学して、
宇和島城へ向かいます。
見るからに山の上にあったのですが、案外大丈夫でした。
天守閣と言うよりも庭の隅にある土蔵感もあります。
スリッパで降りるにはドキドキする傾斜の階段です。
天守閣のある場所からの宇和海が見えます。とは言っても、この宇和島の西の海域が宇和海と呼ばれているのは今回初めて知りました。
司馬遼太郎さんの「花神」の主人公である大村益次郎の宇和島藩時代の居宅跡があると聞き、行ってみました。
普通の住宅街の真ん中にこれがあって、この後ろの家に住んでいる人の目の前で写真を撮るのが恥ずかしかったです。
駅への道すがらに見かけたマンホール。宇和島のマンホールデザインは闘牛でした
駅前にも確かに闘牛像がありました。
特急宇和海で松山へ、空いてそうな時間帯を狙っているのですが、自由席の乗車率は1割弱程度でした。
予讃線上の駅の(TRAIN TRIP)デジタルスタンプです。
フリーきっぷ出口の松山駅改札で、きっぷを渡してフリーきっぷ利用終了です。
坂の上の雲ミュージアムと萬翠荘
3月に来た松山ですが、
「坂の上の雲ミュージアム」へ行ってなかったので、今回行ってきました。安藤忠雄氏デザインと言うこの建物、なかなか凝った建物だと思うのですが、それがパッと分かるような撮影場所がなく伝わらないと思います。
ミュージアムの2階から見える謎の洋館、佇まいからして現代離れしてます。
萬翠荘と呼び、旧藩主一族の迎賓館的な建物だとの事、内部も現代の住まいとはかけ離れ過ぎていて、どんな使われ方をしていたのか想像できない建物でした。
松山市駅に戻り、松山空港へ。近くでいいですよね。
この日はちょっと歩き過ぎて、少し疲れを感じながらの帰宅でした。