あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

今年の「ねんきん定期便」を見て感じる不透明感

生まれ月の関係で毎年2月上旬にねんきん定期便が更新されます。(年齢的に)年金の見込み額が記入されている定期便です。ただ最近は「ねんきん定期便」を見る意味は薄れてました。

 

ねんきん見込み額と言えば、こんな「おっちょこちょいおじさん」の記事がありました。

diamond.jp

 

ねんきん定期便にはこう書かれているし、

早期退職する場合は色々と慎重になるし、エピソードの部分は、まあ「作り話」じゃないかと思います…。

記事にもあるように、加入状況が変化すれば(厚生年金を払わなくなる)当然見込み額は変化します。ただ厚生年金を続けていたとしても、給料は毎年変化するのでサラリーマン時代の年金見込み額はアテにしづらいものです。

それに比べてば(退職して)「国民年金」に切り替えた場合には、収入に連動する厚生年金保険料と違って保険料が安定する分(2年前納してますし)見込額の確度は高いです。

そんなわけで、ここ数年見込額はほとんど変化せず、最近のねんきん定期便(の見込み額)は見ても見なくても一緒だったんですが、今月更新された最新の年金見込額は昨年比2%アップしてました。

 

「加入状況」は変化していないので、これが「経済動向」による変化だと思います。思い当たる節があるとすれば、今年度の年金アップの話です。受給額だけでなく見込み額の方もアップしたと考えられます(あくまで想像ですが)

agura-huma.hatenablog.com

 

ただ調べてみると公的年金がアップしたのは今年からでなく、23年からアップは始まっていたようで、それが遅れて反映されていると言う事なんでしょうか。

www.nikkei.com

来年のねんきん定期便も2%くらいアップしていれば、この仮説が正しいかもしれません。

 

年金増額のニュースによれば、今回のアップは名目プラスで実質マイナスという事ですし、基本的に名目金額ベースで資産寿命を判断している早期リタイア生活だとすれば、

名目金額で判断できなくなる事は、ちょっと困った感じです。