結構意味不明
年金生活者で毎月5.5万赤字がある世帯の場合は65歳から95歳までに約2000万必要という報告書にそこまでピリピリするのか、どうして撤回になるのか結構不思議です。
以前からマネー雑誌で(全部で)1億円必要とか記事を目にしてた立場からすると、国の省庁が(とある平均モデル世帯で)2000万必要と言っただけで、こんな騒ぎになるのは本当に妙と言うか、年金不足感への認識が間違ってました。
問題の構図や違和感については下記の記事で山崎元さんが言ってる事にだいたい近いかと思いますが
財政検証は6月にあるのかな
どうやら「老後夫婦の平均像」で話をしたのが気にいらなかったらしいですが、先のマネー雑誌もたいていそうですし、よくある報告の作り方だと思いますけどねえ。 大問題になると言うのは、直前になってゴールが動く(受給開始が変更になるとか)とか、ねんきん定期便に書いてある事は実は嘘ですとか言うレベルの話だと思いますが、そういう話じゃないですし、どうせなら撤回とかじゃなくて、結局月5.5万の赤字の世帯がどれくらい平均なのか掘り下げるとかそういう方向に進んで欲しかったです。
結局選挙前の過剰反応みたいですが、この理屈でいくと今年の財政検証も無風な結果に終わりそうです。年金財政が破綻しているなんてとても出せないでしょうし、一番楽観シナリオを選択する報告になるか、6月に報告すること自体がないのかもしれません。