過去最大級の下げがまた襲う
3/10に過去最大級の下げが起きた筈ですが3日で記録更新です。滅多に起きない事だと思ったからこそ記録しておこうと思ったのですが、何というかもう。
【ニューヨーク時事】12日のニューヨーク株式相場は、トランプ米政権が打ち出した欧州からの入国禁止措置による経済的影響への懸念が広がり、大幅続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比2352.60ドル安の2万1200.62ドルで終了。1日の下げ幅は今月9日を上回って過去最大となり、2017年6月以来約2年9カ月ぶりの安値に沈んだ。
- ダウ 21200.62 (-2352.60) ▼9.99%
- ナスダック 7210.67 (-750.25) ▼9.43%
- S&P500 2480.56 (-260.74) ▼9.51%
またとんでもなく下げました。3/9の下げはこんな感じでしたからこれを上回りました。
- ダウ 23851.02 (-2013.76) ▼7.79%
- ナスダック 7950.67 (-624.94) ▼7.29%
- S&P500 2746.56 (-225.81) ▼7.60%
各平均株価の基準が下がってきているだけに、前日比(%)はより大きくなってます。
為替は今回も動きませんでした。(3/13朝は104円台)
2352ドル(9.99%)下げた日の詳細
過去2回の暴落の時は緊急特集(4人コメンテーター)していたテレビ東京の「モーサテ」も暴落が続きすぎたせいか通常どおりの2人コメンテーターでした。(きりがない?)
サーキットブレーカーがまた発生(今週2度め)、VIX指数ではリーマンショック並にかなり近づきました。FRBとECBも資金供給では迅速に対応してますが、ECBの対策は期待との齟齬があり下げの一因になりました。
金融不安対策はマストだが拡大懸念には無力というコンセンサス
流動性対策は適切な対応だとは思いますが、市場は流動性対策は感染拡大対策は別と冷静に反応しています。(金融不安対策が万全ならばコロナ収束の後の回復に期待ができます。希望的観測)
この日こんなに下げたのは前日のトランプ発言、減税の話は進まず
経済活動への影響は必至と言う事でどーんと下げました。
この日の世界の株価は
大きく下げました。
日経平均はどう動いたか
これを受けた日経平均の先物は、前日終値(18559.63 -856.43)に対して
18000円割れでニュースになったのもつかの間、17000円台は通過点となり16000円台に突入。30年ぶりの下げで反応しました。
日経平均株価今日の値動き
13日の東京株式市場は前日の米国株価が過去最大の下げ幅を記録するなど欧米株価が大幅に下落した流れを引き継ぎ、取引開始直後から売りが殺到。日経平均株価は一時1万7000円を割り込み、下げ幅は1860円を超えた。取引時間中に1万7000円を割り込むのは2016年11月10日以来約3年4カ月ぶり。取引中の下げ幅としては1990年4月2日(1978円)以来、約30年ぶりの大きさとなった。
毎日新聞より
結局17,000円を割れてから午後は持ち直し(ダウ先物が持ち直した?)また下がるという感じで終わりました。自分の持ち株的にはいったん7%マイナスになるも6%のマイナスまで戻しました。(あくまで前日比)
さすがにこんなに続けて売られるものだと思わないでもないですが、やはり感染拡大が止まるか感染ニュースに反応しなくなるか、オリンピック問題がはっきりしないと下げ止まらないのでは。
延期はそれはそれで影響が大き過ぎて出来ないと聞きましたが可能なんでしょうか?
オリンピックがはっきりするまで手出し無用と言うか、しばらく相場を見なくてもいいかなと思っていたのですが…。記録が出たらまた記録します。