dマガジンのおかげ
はじめて読んだのはいつだったかは忘れましたが、ここ最近(4年くらい?)はdマガジンのおかげで定期購読者(一部割愛版)しています。
現在94ある保有銘柄のうちの何銘柄かはZAIを見て選択したものという即効性の高い情報源だったりもしてますし、資産運用のリテラシーを身につける事ができたんじゃないかとも思っています。(まあ「日経マネー」誌にも言えますけれど…)
資産運用の立ち位置は経験によって少しずつ変わっていくものなので、情報源という価値は刻々と変化しています。
情報が高コストで質がいまいちな時代
今から15年くらい前、投資の情報源は本くらいしかありませんでした。
株でお金を増やしたいという下心を持って、知識を得ようとして本屋(図書館)へ行っても、バイ&ホールドでOKと言う一面的な意見とか、(売れ線狙いの)1億円稼いだ的な一攫千金系タイトルの(再現不可能な)本という偏った情報に振り回されてました。
と言う意味では月刊誌と言うのは平均的な手頃な内容です。ただ毎月買うのには高いと思っていましたし、やっぱり習慣的に読めるようになったのは、dマガジン(→サブスクビジネスモデル)のおかげです。
(投資・運用に限った事でなく)AIじゃないですけれど教師データをたくさんインプットしていく事でマシになっていく事はあります。
投資のリターンはリテラシーだけで決まらない
ただ投資のリターンはあくまで、リテラシー+取ったリスクの大きさ+運(地合い)で決まるものなので知識がマシになったぐらいでは人生が変わるほどのリターンは得られません。(リスクに晒さないと大きなリターンは得られない)
(こんな自分が)たいしたリスクを取らなくても(たいていの投資家が)資産が増えていったのは、ここ8年くらいのアベノミクス・トランプ相場と言う巡り合わせのおかげだとは思いますが。小なりと言えども参加しないとリターンはなく、「自分がどの程度のリスクを取っているか」という判断には役に立っているのは事実です。
こういう本が好きなので
と言う事でリタイアしてしまった今、もう積極的に読み続ける必要はないとも言えます。(正直内容もループしますし)
もちろん惰性と言うだけでなく
- 定点観測なメリット
- 継続は力的なもの
- 思わぬセレンディピティのきっかけ
とかそういうものに備えて色々と本を読んでたりするのかもしれませんし、こういう本を読むのが好きなんですよね。